SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

メガドライブ、良いキャラゲー・悪いキャラゲー ベスト&ワースト10

本日はメガドライブのキャラクターゲームのベスト&ワースト10の紹介です。ディズニーものや幽遊白書などの名作から、おそ松くんや北斗の拳など駄作と言われるものまで、色々と紹介していきましょう。
動画自体は、「まじかるタルるートくん」の発売30周年を記念して、先々月すでにアップ済みです。

ランキング

BEST & WORST #10

ベスト10位 アイラブドナルドダック グルジア王の秘宝
ディズニーのアイラブシリーズ第2弾は、ミッキーマウスと並ぶディズニーの人気者ドナルドダックが主人公。アドベンチャー的要素が加わっており、世界中を駆け回って秘宝を手に入れるのが目的となっています。前作で好評だった、キャラクターの細かくて愛らしい動きと凝った演出は健在でした。
ワースト10位 フリントストーン

1960年代に放送されていたアメリカ製のアニメ「原始家族フリントストーン」が元となっています。当時としても古いアニメだが、当時は某サラ金のCMキャラとして知られていて、そのせいか陰険なトラップが多く、見た目に反して難易度が極悪でした。価格の安さが数少ないいいところです。

BEST & WORST #9

ベスト9位 アイラブミッキー&ドナルド ふしぎなマジックボックス

アイラブシリーズの第3弾は、ディズニーの2大スター、ミッキーとドナルドがゲームでは初となる夢の共演を果たしました。1人でも楽しめますが、2人同時プレイでは、協力プレイならではの仕掛けも多く、違うゲームとして楽しめます。キャラの動きは相変わらずよくできていて、難易度も控え目です。

ワースト9位 デバステイター

当時大々的にメディアミックス展開されていた同名アニメのゲーム化。横スクロールを基本としたロボットアクションゲームで、ステージ間にはOVAから取り込んだアニメシーンが流れます。ゲーム部分はキャラものにありがちな残念な仕上がりで、元のアニメと同様に失敗作の烙印を押されてしまいました。

BEST & WORST #8

ベスト8位 炎の闘球児ドッジ弾平

当時小学生の間にドッジボールブームを巻き起こした同名アニメをゲーム化。豊富なモードや、選手個別に用意された顔グラフィックなど凝った作りで、原作同様に爽快な必殺技が飛び交います。スポーツゲームとしてもよくデキていて、対戦するのが非常に楽しく、低価格なのも嬉しいポイントでした。

ワースト8位T2 THE ARCADE GAME

日本に数多くのアレでナニな洋ゲーを送り込んだアクレイムの記念すべきメガドラ参入第一弾ソフト。大ヒット映画「ターミネーター2」を題材にしたガンシューティングゲームで、アーケード版は日本でもヒットしています。しかし、日本版は光線銃非対応で、ただでさえ激烈だった難易度がさらに激烈に。

BEST & WORST #7

ベスト7位 アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険

ディズニーの「アイラブ」シリーズの記念すべき第一弾。専門誌のレビューでもかなり酷評されていて、発売前の期待値はそれほど高くなかったのだが、優れたゲームバランスや、ディズニーらしく愛らしいキャラクターの動きなどが評価され、第1回目の読者レースで1位になるほど、ユーザーからは大絶賛されました。

ワースト7位 トムとジェリー

日本でもおなじみのドタバタコンビ、トムとジェリーが活躍する横スクロールのアクションゲーム。2人同時プレイでは、トムとジェリーが協力してゲームを進めていきます。しかし、子供向けとは思えない難易度の高さで、ステージが長いにもかかわらず、やられるとステージの最初に戻されるのが非常にキツイです。

BEST & WORST #6

ベスト6位 ふしぎの海のナディア

当時NHKでえ放送されいてた人気の同名アニメを題材にしたアドベンチャーゲーム。随所にビジュアルシーンを挿入し、原作のイメージを再現。難しい謎解きはなく、気楽にナディアたちの冒険を楽しめます。価格も非常に良心的で、メガドライブでは貴重なアドベンチャーの良作の一つです。

ワースト6位 バットマン・リターンズ

同名の大ヒット映画を再現したアクションゲーム。映画っぽい演出のデモも盛り込んでいて雰囲気は出ているが、画面が全体的に暗く、足場が背景と同化して見にくい上に、数々の陰険なトラップで難易度はかなり高め。バットマン独特なワイヤーアクションも、操作性が微妙で気持ちよく出せません。

BEST & WORST #5

ベスト5位 うる星やつら ディア マイ フレンズ

少年サンデー連載の同名漫画をアドベンチャーゲーム化。オリジナルのストーリーながら原作の雰囲気をしっかりと再現したドタバタギャグ満載で、原作ファンならニヤリとできる、隠しキャラや隠しイベントなどお遊び要素も充実。台詞のタイミングやテンポの良さは、同社の「ゆみみ」から更に進化しています。

ワースト5位 幽☆遊☆白書外伝

少年ジャンプで連載していた同名の人気漫画を題材にしたアドベンチャーゲーム。通称「幽遊白書のつまらない方」。暗黒武術会直前の妖魔との戦いを描いた外伝ストーリーだが、シナリオも原作の魅力が出ているとは言い難く、謎解きも単調で2時間あれば終わってしまうボリュームの少なさでした。

BEST & WORST #4

ベスト4位 まじかるタルるートくん

少年ジャンプ連載の同名漫画をゲーム化。「ポケモン」シリーズで有名なゲームフリークが開発を担当していたが、当時から開発会社としてのブランド力は高く、ゲームフリーク製であることが大きな売り文句となっていました。低価格ながらも、子供心をくすぐるツボを抑えた丁寧な仕事ぶりはさすがといったところです。

ワースト4位 北斗の拳世紀末救世主伝説

マークⅢ版は傑作だった「北斗の拳」だったが、その続編となるメガドライブ版は一転して残念なデキに。マップ移動形式になったのだが、目的の場所がわからないと、ザコ戦を何度もやらされて、ケンシロウがどんどん消耗していくハメに。パワーアップすると当てにくくなるキックも悲しいものがありました。

BEST & WORST #3

ベスト3位 アラジン

ディズニーの同名大ヒット映画を、SOAとヴァージンゲームスが見事にゲーム化。最大の特徴が、ディズニー映画独特なキャラの動きを完全に再現していること。映画を見ているような感覚で、キャラの動きを見ているだけでも楽しいです。難易度はやや高めだが、海外ゲームらしい理不尽さもありません。

ワースト3位 機動警察パトレイバー 98式起動せよ!

少年サンデー連載の人気漫画をアドベンチャーゲーム化。当初はセガからの発売予定でしたが、紆余曲折の末に、バンダイの関連会社だったマーバから発売されました。アドベンチャーRPG要素を足したような内容だが、RPG風の戦闘は、敵キャラのセンスや戦闘バランスもよくなくて、かなり蛇足気味でした。

BEST & WORST #2

ベスト2位 ぎゅわんぶらあ自己中心派 激闘!東京マージャンランド編

ヤングマガジンで連載されていた同名の麻雀漫画を題材とした定番麻雀ゲームのメガCD版。総勢51人ものキャラが登場し、デモや演出がさらに充実。音声の追加でキャラがしゃべるようになりました。また、デート麻雀モードという、恋愛シミュレーション的な要素も追加されています。

ワースト2位 ああ播磨灘

週刊モーニンッグで連載されていた同名相撲漫画のゲーム化。原作自体も荒唐無稽ながら相撲自体は常識の範囲内でしたが、ゲームの方は力士の体が派手に光ったり、超人的なジャンプや必殺技が飛び交うという、原作ぶち壊しのハメの外し方。さすがに悪ノリが過ぎました。

BEST & WORST #1

ベスト1位 幽☆遊☆白書 魔境統一戦

トレジャー製の格闘ゲーム。通称「幽遊白書の面白い方」。最大4人同時プレイというのが大きな特徴で、必殺技ゲージやツーラインの採用など、当時の格闘ゲームの先端技術を盛り込んでいます。また、アニメ版と同じ声優からサンプリングしたボイスも非常にクリアで評判でした。

ワースト1位 おそ松くん はちゃめちゃ劇場

名作ギャグ漫画「おそ松くん」のゲーム化。全部で3面しかないボリュームの少なさと、それを誤魔化すための無駄な迷路構成。攻撃手段のパチンコの射程の短さや動きの軽さなど、操作性もイマイチで、あまりのデキの悪さに、原作者の赤塚不二夫氏がセガに殴り込んだという都市伝説も生まれました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ベストもワーストも1位はどちらも定番ですね。個人的には「アイラブミッキーマウス ふしぎのお城大冒険」が最も印象的でしたが、メガドライブのディズニーものは良作が多かった印象です。メガドライブのキャラクターモノはセガから出ていいたものが多く、ベストもワーストもセガが上位を独占しているように、当たり外れも大きかったです。そもそも、キャラゲーがそういう性質のものではありますけどね。