SSSG攻略日記

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セガハード、良い変身ヒロイン・悪い変身ヒロイン、ベスト&ワースト10

今年は大人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の30周年の年みたいです。セーラームーンのゲームというと、少なくともセガハードユーザーからするとろくなものがなかった印象ですが、そんなわけで、本日は変身ヒロインもののゲームからベストとワーストの10本を紹介していきましょう。評価ポイントは、いつものように読者レースから独自に算出したものです。

動画


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こちらが動画となります。詳細は動画の方を御覧ください。

ランキング

BEST & WORST #10

類を見ない対戦型のシューティングゲームとして有名な、変身魔法少女が活躍するアーケードゲームの移植版。アーケード版の忠実な移植で、オリジナル要素はないが、その分2800円と低価格でした。しかし、オリジナル要素が充実していたセガサターン版と比べると、物足りないものがありました。
ベスト10位 慶応遊撃隊(MCD)
幕末を舞台にした奇想天外でコミカルな横スクロールシューティングゲーム。「パロディウス」に近いノリと、「コットン」に似た愛らしさがあります。主人公の声を、当時新人だった菅野美穂が担当していたことでも有名だが、演技のほうはかなりの棒読み。セガサターンでも、ジャンルをアクションに変えた続編が発売されています。

BEST & WORST #9

ワースト9位 爆れつハンター(SS)
人気アニメ「ばくれつハンター」のゲーム化。ストーリーはテレビアニメ版を踏襲しているが、変身シーンのビジュアルは、原作版の際どいものになっていて、それがこのゲームの最大のウリでした。いわゆるデジタルコミックというやつで、ゲーム性がかなり低く、音声が飛ばせなかったりと、細かい部分でも不備が目立ちます。
ベスト9位 くのいち捕物帖(SS)
新米くのいちの沙悟浄蘭が、悪人どもを相手に胸のすくような活躍を繰り広げる痛快時代活劇。戦闘がカードバトルになっているのが特徴的で、ゲームの進行とともに種類が増えていくが、その効果もユニークなものが多い。なお、魔法少女のような派手な変身シーンはありません。

BEST & WORST #8

ワースト8位 雀帝バトルコスプレイヤー
これが変身ヒロインものと呼べるかどうかは議論の余地もあるが、魔女っ子アニメさながらのコスプレ変身シーンがウリだったし、実写の女の子がアニメキャラに変身するシーンもインパクト大。脱衣麻雀ならぬ着衣麻雀という、X指定廃止を逆手に取ったアイデアだったが、サービス不足はいかんともしがたいものがありました。
ベスト8位 dancing blade かってに桃天使Ⅱ Tears of Eden 完全版
プレイヤーの選択でストーリーが変化するインタラクティブアニメ、かってに桃天使の第2弾。PS版にはない5分間の映像が追加され、トータル75分のボリュームに。エンディングの数も増えて、前作よりも遊びごたえが高くなっています。ゲーム性は低いものの、アニメやストーリーの質の高さが評価されました。

BEST & WORST #7

ワースト7位 美少女戦士セーラームーンセーラースターズ(MD)
同名の大人気アニメを題材にしたベルトスクロールアクションゲーム。変身デモもちゃんとありますが、かなりシンプルです。スーファミ版をベースに、コマンド必殺技の追加などバージョンアップを図っていますが、2人同時プレイが削られてしまっており、ガラガラ声の音声やグラフィックなども不評でした。
ドリキャス版はワーストでランクインしてしまったが、サターン版はベストの方でランクイン。オリジナルキャラ、オープニングムービー、音声などが追加され、処理落ちのオンオフも可能なオリジナルモードは、様々な移植版の中でもサターン版でしか楽しめない貴重なもの。もちろん、アーケード版もそのまま楽しめます。

BEST & WORST #6

ワースト6位 ヴァリスⅢ(MD)
人気の美少女アクションゲーム「ヴァリススリー」の移植版。容量の半分をつぎ込んだというグラフィックは圧巻だが、アクション部分はその分やや淡白。ビジュアルシーンにしても、先に出ていたPCエンジン版と比べると、音声がない分かなり見劣りします。ただし、パジャマからの変身シーンはビジュアルこそないが必見です。
ベスト6位 銀河お嬢様伝説ユナ3 ~ライトニングエンジェル~(SS)
PCエンジンで発売されていた「銀河お嬢様伝説ユナ」のシリーズ3作目。ゲームシステムが、これまでのデジタルコミックから、タクティカルアドベンチャーに変更されていますが、難易度は控え目でシンプルな作りでお手軽に楽しめます。変身シーンなどのアニメーションも要所要所に盛り込まれ、ストーリーをもり立てています。

BEST & WORST #5

ワースト5位 魔法の雀士ぽえぽえポエミィ(SS)
勝てば相手が負ければ主人公が脱ぐという、どちらにころんでもおいしい「人にやさしい脱衣システム」というのがウリ文句だった脱衣麻雀ゲーム。魔法少女脱衣麻雀という組み合わせの着眼点は悪くなかったが、古臭い絵柄とサービス精神の欠片もない脱ぎっぷりの悪さで、欲求不満が溜まる内容でした。
ベスト5位 魔法少女プリティサミー 恐るべし!身体計測 核爆発5秒前!!(SS)
人気アニメ「天地無用」のスピンオフ作品のゲーム化。ソフトレビューではかなり酷評されていましたが、読者レースでは8点代後半という中々の高評価を受けました。ムービーがオープニングとエンディングと変身シーンだけというのは期待外れでしたが、豊富なシナリオ分岐で、王道の魔女っ子ストーリーをこれでもかと楽しめます。

BEST & WORST #4

ワースト4位 夢幻戦士ヴァリス(MD)
主人公の優子がヴァリスの戦士になったいきさつを描いた初代ヴァリスのストーリーを、すでに発売されていたヴァリススリーのシステムに落とし込んだリメイク作品。ウリだったビジュアルシーンは、メガCDが登場した後となっては、力が入っているからこそ音声がないのはやはり物足りないものがありました。
ベスト4位 スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア(SS)
人気の脱衣麻雀スーチーパイアドベンチャーゲーム化。フルボイスで、変身シーンなどのクオリティーの高いムービーも随所に散りばめられており、豊富なミニゲームなどオマケ要素も充実と、サービス満点の内容。ストーリーもスーチーパイらしいハイテンションなノリなので、スーチーファンなら納得のデキでしょう。

BEST & WORST #3

ワースト3位 爆れつハンターR(SS)
人気アニメ「ばくれつハンター」のゲーム化第2弾が再びランクイン。アドベンチャーロープレを自称しているが、RPG要素といっても、子供だましなデキのRPG風の戦闘シーンがとってつけられているだけ。このゲームのウリのはずの、原作コミック準拠の際どい変身シーンが、前作の使い回しなのも悲しすぎます。
ベスト3位 アイドル雀士スーチーパイⅡ(SS)
こちらは本家脱衣麻雀スーチーパイスーチーパイのように変身できる新たなイカサマ雀士が4人加わって、変身シーンは花盛り。サターン版オリジナルのスーチーユキちゃんモードでは、人気キャラ水野佑紀の変身シーンも拝めます。とにかくボリューム満点で、脱衣麻雀の最高峰といえるゲームです。

BEST & WORST #2

ワースト2位 SDヴァリス(MD)

3作品全てがワーストにランクインしたヴァリスシリーズの中でも最低の評価となってしまったのが、登場人物をすべて2等身にデフォルメしたセルフパロディー作品のSDヴァリス。新要素としてプレイ中にコスチュームをチェンジできるようになっていますが、デフォルメキャラではそのありがたみも半減でした。

ベスト2位 ゆみみみっくす(MCD)

ひょんなことから、元気でちょっと抜けている女子高生のゆみみが、異世界と通じている穴を塞ぐために、つのの生えた大人の女性に強制的に変身するようになるというドタバタな学園ストーリー。総動画枚数7000枚、全800カットで、竹本泉ワールドが展開されるインタラクティブコミックの名作です。

BEST & WORST #1

ワースト1位 美少女戦士セーラームーンSuperS Various Emotion(SS)

セーラームーン格闘ゲーム。元のPS版からして評判が非常に悪かったものの、大した改善もなく移植されたので、評価のほうは推して知るべし。とにかく、ポリゴン化されたキャラが見た目も動きも酷すぎました。サターン版はキャラ別にアニメムービーが追加されているのがせめてもの救いです。

ベスト1位 ひみつ戦隊メタモルV(SS)

「シルキーリップ」や「マリカ」も手掛けた遠藤正二朗氏が原作監督ということで、シナリオの面白さは折り紙付き。キャラの感情を選択できるALISシステムや、キーワードの組み合わせで作れる超必殺技など、単なるデジコミとは違う攻略要素もあって、純粋にゲームとしても面白いインタラクティブアニメとなっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ワーストの方は、「ヴァリス」と「セーラームーン」と「爆れつハンター」の三つ巴という感じでした。サターン版セーラームーンのポリゴンは、有名な「フィスト」にはさすがに敵わないものの、必見の酷さです。ベストの方は中々バラエティーに富んだ顔ぶれですが、売上的には芳しくないものが多いですね。やはり1位の「メタモルV」はオススメですね。プレイステーション版もあるので、機会があったら是非プレイしてほしい良作です。