SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

セガハード 良い格ゲー・悪い格ゲー ベスト&ワースト10

本日は乳揺れで大ブレイクした人気格闘ゲームの原点となった初代「デッド オア アライブ」のセガサターン版が発売されて25周年ということで、セガハードの格闘ゲームのベスト&ワースト10となります。ベストの方は定番作品がズラッと並んでいるので、ワーストの方がバラエティーにとんでいて面白いかもしれません。3D系が上位を独占し、ランクインした2D系は拡張ラム4M対応ソフトがほとんどでした。

動画


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こちらの動画にまとめてあります。

ランキング

BEST & WORST #10

ワースト10位 パワーアスリート(MD)

ストⅡブームの真っ只中で発売されたKANEKOの対戦格闘ゲーム。一般公募されたキャラを含め、登場するキャラクターは8名。しかし、1Pモードでは主人公のジョーでしかプレイできなかったりする。アニメパターンも少なくて、動きがぎこちないなど、完成度も低いです。

ベスト10位 デッド オア アライブ2(DC)

人気格闘ゲームのシリーズ2作目。グラフィックは格段に向上し、名物の乳揺れもさらに進化を遂げています。PS2に先に移植されたことで、ドリキャスユーザーから反感を買ったものの、追加要素やPS2版以上のデキだったことで、彼らの溜飲を下げることに成功しました。

BEST & WORST #9

ワースト9位 制服伝説プリティ・ファイターX(SS)

様々な職業の制服を身にまとったギャルたちが、珍妙な必殺技を駆使して戦う美少女格闘ゲームスーパーファミコン版からの移植で、新規のキャラクター、アニメデモ、パンチラ要素などが追加されています。対戦格闘ゲームとしての体を全くなしていませんが、ネタとして笑えるのが救いです。

アメコミのヒーローたちと、ストⅡキャラの夢の共演。拡張4メガラムが必要となるが、その分移植度は完璧に近く、一度読み込んでしまえば快適にプレイすることができます。サバイバルモードや同キャラタッグ、オリジナルカラーなど、家庭用の独自要素も充実しています。

BEST & WORST #8

ワースト8位 クリティコム ザ・クリティカル コンバット(SS)

とても日本のゲーマーには受け入れられそうもないモデリングの異星人たちが、近未来を舞台に戦いを繰り広げる格闘ゲーム。レベルアップすると使える技が増えていくという成長要素は斬新だったが、ぎこちない動きや、大雑把な当たり判定、強すぎるCPUなど、それ以前の問題でした。

ベスト8位 ストリートファイターZERO3 サイキョー流道場 for MS(DC)

前年に発売されていた「サイキョー流道場」のネットワーク対戦対応版。ドリームキャストダイレクト専売で販売されていました。ネット対戦以外にも、オレイズムのエディット機能や、アーケード版との連動などの新要素が追加されており、エディットしたキャラをアーケードやネット対戦に持ち込むことも可能でした。

BEST & WORST #7

ワースト7位 サイバーブロール(32X)

首が飛んだり胴体が真っ二つになるなど、「モータルコンバット」のような残虐表現が特徴の格闘ゲーム。拡大縮小機能をふんだんに取り入れ、大きなキャラが滑らかに動くのはいいのだが、肝心のゲーム部分が、技の少なさと大味さで残念なデキ。32Xのパワーの無駄遣い。

ベスト7位 ヴァンパイアセイヴァー(SS)

アーケードで人気の格闘ゲームを忠実に移植。拡張4メガラムを採用し、読み込みの少なさも特筆もの。アニメパターンも多く、アーケード版との違いを見つけるのが難しいほど。さらに、キャラクターが追加されてシリーズキャラ総登場となる完全版ともいえる内容でした。

BEST & WORST #6

ワースト6位 ヘビーノバ(MCD)

ロボットで戦う格闘ゲームで、動きの滑らかさだけは特筆できる部分。しかし、しゃがむと全く攻撃を受け付けないので、先に攻撃を当てたらしゃがんでいれば勝ってしまうという、対戦ツールとしてゲームバランス以前の欠陥があります。ついでに、飛んでいる間も攻撃が当たりません。

ベスト6位 幽☆遊☆白書 魔強統一編(MD)

トレジャーが開発した人気漫画「幽遊白書」を題材にした格闘ゲーム。4人同時対戦が最大の特徴で、様々な格闘ゲームのエッセンスを取り込んでいるが、それらがバランス良くまとまっています。比較的簡単なコマンドで必殺技が出せるのも、初心者には嬉しいところです。

BEST & WORST #5

ワースト5位 バトルファンジー(MCD)

ファンタジーな世界観の格闘ゲームRPGとシューティングが合わさった育成モードや、キャラクターの設定をして戦わせる観戦モードなど、本筋以外のところに力が入っているが、グラフィックやモーションが同人ソフトレベルでゲームバランスも悪く、格闘ゲームとしてはあまりにも辛いデキでした。

ベスト5位 X-MEN VS. STREET FIGHTER(SS)

アメコミのヒーローとストⅡのキャラクターが夢の共演を果たした、人気のアーケードゲームの移植版。拡張ラム4メガの対応ソフト第一弾でしたが、そのパワーは凄まじく、大量のアニメパターンで処理落ちもまったく無く、家庭用ではこれ以上望むべくもないほどの移植度を実現しています。

BEST & WORST #4

ワースト4位 餓狼伝説スペシャル(MCD)

メガCD最後の大作として期待されていた人気格闘ゲームの移植版。キャラパターン、背景、音声、演出など、いろんなものがカットされていて、オリジナルと違う当たり判定やアクセス時間の長さなど、とにかく完成度が低く、開発途中で放り投げたと言われても仕方のない出来栄えでした。

ベスト4位 デッド オア アライブ(SS)

斬新なゲームシステムと魅惑的な女性キャラ、何より乳揺れで話題となったアーケードゲームの移植版。新技が追加されただけでなく、システム面での細かいチューニングも施されプレイアビリティーが向上しており、ゲームモードや隠しコスチュームが充実と、アーケード版をも超えるデキでした。

BEST & WORST #3

ワースト3位 美少女戦士セーラームーンSS Various Emotion(SS)

プレイステーションで発売され、かなり辛辣な評価を受けていた大人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」の格闘ゲームの移植版。多少の手直しも行われていたが、焼け石に水程度のもので、珍妙なポリゴンと脱力もののモーションはそのまま。セガサターン版も厳しい評価となりました。

ベスト3位 バーチャファイター(SS)

誰もが認めるポリゴン格闘ゲームの金字塔的作品で、セガサターンのローンチソフトとして移植され、初期のセガサターンを大いに牽引しました。AM2研自らが移植を手掛け、完璧に近い移植を実現。一時はこのソフトの売上が、本体の販売台数をも上回っていたという話です。

BEST & WORST #2

ワースト2位 ライズ オブ ザ ロボット(SS)

20体近いロボットが登場する海外製の格闘ゲーム。キャラやグラフィックのセンスは如何にも洋ゲーといった感じです。とにかく、キャラクター感のバランスが非常に悪く、特にネクロボーグというキャラは、ゲームバランス崩壊級の極悪さで、簡単操作で対戦相手は手も足も出ません。

ベスト2位 バーチャファイター2(SS)

大ヒット格闘ゲームの続編で、そのより洗練されたシステムとグラフィックで、ブームは更に加熱し、社会現象にまで発展。セガサターン版はブームの真っ只中に、高い移植度とチームバトルなどの新要素を引っ提げて登場。セガハードでは唯一となるミリオンセラーを記録しました。

BEST & WORST #1

ワースト1位 フィスト(SS)

「プリティ・ファイターX」のキャラなどが3Dポリゴンになって登場する美少女系格闘ゲーム。特にグラフィック面が厳しく、雑誌の紹介記事で「開発中画面ではテクスチャは未完成だが、最終バージョンではかなりのグラフィックになりそうだ」と書かれていましたが、未完成のまま発売されました。

ベスト1位 ソウルキャリバー(DC)

メガドライブ以来音沙汰のなかったナムコセガハードでの久々の新作ソフトは、新キャラや新モードの追加に加え、ゲームバランスの見直しや、グラフィックのブラッシュアップも行われ、オリジナルのアーケード版を超える驚愕の完成度で、未だナムコに不信感を覚えていたセガユーザーを力ずくで納得させました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。3D格闘ゲームが上位を独占しているので、2D派は納得いかないでしょうが仕方がありません。3D系は、「ソウルキャリバー」「バーチャファイター」「デッド オア アライブ」といった定番どころが並んでいます。2D系は「幽遊白書」を除けばすべてカプコン系で、やはり拡張ラム4M対応モノが強いです。SNKモノは残念ながらランクインせず。ちなみにSNKの最高位は「ザ・キング・オブ・ファイターズ'97」の18位でした。物凄いカクカクなイメージの初代バーチャも、こうして並べてみると凄い洗練されたグラフィックであるのを感じますね。前後に「セーラームーン」と「ライズ オブ ザ ロボット2」に挟まれているというのもあるでしょうがw