SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦

発売日: 1991年6月17日
販売: セガ
機種: メガドライブ
ジャンル: 戦略シミュレーション
価格: 8700円
製品番号: G-5505

第二次世界大戦ドイツ帝国を中心としたヨーロッパ戦線を描いた伝説の戦略シミュレーションゲーム。私にとっては、このゲームやりたさにメガドライブを購入し、セガ信者への道へと突き進むきっかけとなった記念碑的作品である。普通にプレイしたらクリア不能といわれる難易度の高さ、異常なまでに長いCPUの思考時間。今なら即クソゲーに認定されることだろうが、そんなものを軽く超越する魅力がこのゲームにはありました。

リプレイ日記

設定デフォルト、ノーリセット、百年戦争禁止でのプレイ記録です。

1939.09.01 ケースホワイト

難易度★☆☆☆☆☆

総統訓令第1号 - ファル・ヴァイス -
いまやドイツにとって忍ぶ事のできない東部国境の事態を、平和的手段によって処理できる全ての政治的可能性がつき果てた。よって私は実力にて解決することを決意した。ポーランドへの攻撃は、すでにととのえられた準備に従い実行される。攻撃の日は、1939年9月1日。攻撃の時間は、0445時。

ポーランド侵攻。最初なので簡単。歩兵で占領、PzkwIで敵歩兵を、Pzkw35tで敵戦車を攻撃する感じ。とはいえ、経験値稼ぎのため大勝はしないでおいた。大勝すると次のシナリオが飛ばされる。

旧式な騎兵を主体としたポーランド軍を撃破したわが装甲部隊は、行く手をふさぐ川の渡河点の確保のため、進撃中にある。このわが軍の行動に対して、英仏両政府は、9月3日に宣戦布告した。

1939.09.21 ピョートルクフ

難易度★☆☆☆☆☆

わが軍の戦車に対抗できる装備を持つ敵機甲部隊の進出が確認された。この部隊が拠点とするピョートルクフを占領し、バルダ川の渡河点を確保せよ。なお、橋のあたりでは激戦が予想される。

PzkwIは廃棄してPzkwIIIEを生産。輸送車も2台生産しておいた。ここも楽勝だが大勝はせずにじっくりと経験値を稼ぐ。経験値が溜まったら進化させるのをお忘れなく。輸送車は歩兵を乗せて適当に走ってれば経験値が入るが、ガス欠には注意。1台やっちまった。

国境で撃破された敵は、ピョートルクフで新しい防衛陣地を作る計画であったようだ。しかし、迅速な渡河により、敵はビスワ川へと撤退していった。わが装甲部隊は、ワルシャワ南方で進行中の包囲作戦の支援に向かった。

1939.10.21 ラドム包囲網

難易度★☆☆☆☆☆

ワルシャワ包囲のため、その南方のラドムに進出せよ。森がちな地形のため進撃速度はにぶるが、敵拠点に戦力集中し、早期に占領の事。

ここから装甲車が作れる。索敵中級なら必要性もあるかということで生産しとく。というか、ここでは装甲車で敵戦車に楽勝なんだが。途中で大雪が降って侵攻が遅れた。

このラドムにおける包囲戦で、ポーランド軍7コ師団を撃破する大戦果をあげた。しかし、わが左翼を進む第8軍は敵戦力をあまくみたため、ビスワ川にて強力な反撃を受けつつあった。

1939.11.17 ビスワ川

難易度★☆☆☆☆☆

ビスワ川でポーランド軍の残存部隊が反攻を開始した。第8軍は敗退、全滅の危機にある。ワルシャワへの攻撃は一時中断し、第4軍と協力しつつ、これを包囲攻撃せよ。(同盟 R1-4th Army)

ここから爆撃機Ju87Bが使える。ここには敵のカノン砲が点在しているので、索敵しつつ爆撃機で叩きながら地上部隊を前進させていく。しかし、敵の首都近辺に爆撃機を飛ばしてみたら首都がガラ空き。十分経験値も稼げたし、ここは大勝しても普通の勝利でも関係ないので、首都に爆撃機を乗せておいて地上部隊の到着を待ち、速攻で落としてやった。

一時危機におちた情勢も、逆にチャンスとしてポーランド軍の退路を無くし、包囲戦へと転じた。激戦の末、敵はほとんど脱出できなかった。9月17日、独ソ不可侵条約に基づき、ポーランド東部国境よりソ連軍が進入を開始した。

1939.11.30 ワルシャワ

難易度★☆☆☆☆☆

首都ワルシャワは包囲されたが、まだ強力な部隊が守備している。特に第一攻撃は、陣地にある対戦車砲のため、失敗に終っている。空からの支援を得つつ、市街に突入し敵首都を占領せよ。

ここから敵軍に航空機が登場。こちらは戦闘機、補給車、野砲などが生産可能となる。序盤は戦闘機Bf109Eで制空権の確保。敵の戦闘機は弱いので余裕です。その間に、地上部隊は近場の中立都市を占拠しつつ、野砲で川の向こう側にいる敵を砲撃していく。制空権が確保できたら、空から爆撃機、地上は戦車部隊で一気に攻勢に転じていく。途中で野砲が誤爆するのを忘れていて、戦闘工兵まで育て上げた歩兵部隊を失うという誤算はあったが、最後は敵の首都周りを占拠して新手を出さなくして、全滅してクリアした。間接攻撃は味方に隣接した敵にはしてはダメという教訓。

部隊:Bf109E(6)Ju87B(4)Sdkfz232(1)Pzkw38t(3)PzkwIIIE(5)105mm野砲(1)Sdkfz7(2)補給馬車(2)擲弾兵39(2)エリート歩兵39(2)

猛砲爆撃を受けたワルシャワは、やがてラジオからのポーランド国歌の放送もとまり、激しい市街戦の後、無条件降伏した。政府はルーマニアに脱出し、独ソはこのポーランドを東西分割占領した。

1940.04.09 デンマーク

難易度★☆☆☆☆☆

ノルウェー侵攻作戦の後方連絡線を安全にするため、デンマークをすみやかに占領せよ。

ここは超簡単です。敵軍は初期配置されている2機の戦闘機(滅茶苦茶弱い)以外は、歩兵、補給馬車、カノン砲しかおらず、その後もその3つしか生産しません。なので何も気にしないで、ガンガン攻め上がってしまえばよいです。ここを大勝するとノルウェーに行ける。

部隊:Bf109E(6)Ju87B(4)Sdkfz232(1)Pzkw38t(3)PzkwIIIE(5)105mm野砲(1)Sdkfz7(2)補給馬車(2)擲弾兵39(2)エリート歩兵39(2)

首都コペンハーゲンまでの抵抗らしい抵抗も受けず、デンマーク占領に成功した。作戦は予想以上に早く終了したためわが部隊はノルウェーに転戦することになった。

1940.04.19 ノルウェー

難易度★★☆☆☆☆

ーファル・ヴェーゼルユーブングー
情報によれば、英軍がノルウェー上陸を計画している。英軍のノルウェー占領は、戦略的う回行動で、そこからバルト諸国へ侵入するだろう。そうなれば敵はベルリンへ進撃が可能となる。よってノルウェー侵攻を命令する。(同盟 R1山岳師団)

いよいよCPUの思考時間が長くなってまいりました。バトルブリテンへ行くにはここを大勝しないといけないので、ある程度の犠牲は覚悟とか思ってたけど、簡単に上陸できた。上陸が難儀なのはDC版の方か。そっちのイメージでプレイしてました。序盤は制空権を確保し、揚陸艦で地上部隊をノルウェーにせっせと運ぶ。オスロは速攻で落とせました。迅速さが必要なので、歩兵は空港と首都を優先的に狙う。森林地帯は輸送車よりも歩いた方が速い。今回から生産可能な輸送機はかなり便利です。

4月30日にオスロを陥落。北部の3首都は巡洋艦の攻撃に苦戦しながら5月15日までに陥落したが、既に大勝は無理じゃね?結構これでも目一杯という感じなんですがね。そこから北東に2つ首都があるんだが、その間に全然空港なくて往復できそうにないし。DC版のように空港作れたり、燃料タンク付けられたりすればいいんだがな。ひょっとして空母必要だったのか?と、今更に揚陸艦と輸送機を潰して空母を1隻と艦載用のJu87Cを2機生産した。どっちにしろ空母は高くて序盤には作れないのだが。

更に北東の3首都の内、手前の首都はギリギリ航空機が使えたのでどうにかなったが、すでに5月末。後3週間で残り2つの首都を落とすのは無理っぽい。というのも、そこから先は歩兵以外は進むことができない。空母の艦載機以外の航空ユニットは使えない。しかも、イギリス軍の首都には戦艦が鎮座しており、とりあえず進軍させたエリート歩兵2隊が餌食になってしまった。こっちの歩兵を優先的に狙っている感じだ。邪魔なのでJu87Cで戦艦に爆撃を試みるもノーダメージ。あ、よく見たらこれ艦上攻撃機だった……。不本意ではあるが、ここはもう引き分ける以外に手はなくなった。百年戦争は禁止だが、こういうのは仕方ない。ここから強引に攻めても攻略は無理です。デンマークで大勝しない方がよかったのかもな。

ということで、攻撃は諦めて、ノルウェー第2ラウンドに向けて戦力を編成することにした。終盤になって急降下爆撃機のJu87Rが開発されたので、これを使えば戦艦はどうにかなりそうかな。初代は部隊のストックができないので、いろいろ削りながら以下のような部隊編成に。

部隊:Bf109E(5)Ju87B(3)Ju87C(2)Ju87R(2)Ju52g5e(2)Sdkfz232(1)Pzkw38t(3)PzkwIVD(3)PzkwIIIE(1)Sdkfz7(2)補給馬車(1)擲弾兵39(3)エリート歩兵39(1)空母(1)駆逐艦(1)揚陸艦(1)

体勢を立て直し再度作戦を実行せよ。

1940.06.18 ノルウェー

難易度★★☆☆☆☆

前回引き分けたので、ノルウェーをまたやり直し。それからJu87Rって艦爆じゃないのか。航続距離が長いから使えるけど。ということで、Ju87Bを2隊削って、Ju87Cを2隊生産することにした。せっかくなので、空母をフル活用しないとな。

今回は6月27日にはオスロを陥落。輸送機を使った方が早く片付きます。北部の3首都は敵の巡洋艦が来ることは分かっていたので早目に潰しておいたが、結局北部の3都市の制圧には前回よりも時間がかかってしまい、やっぱり大勝は無理くさいな。7月末には残り2つの首都を残して制圧。今回は急降下爆撃機で戦艦にアタック。艦上攻撃機の攻撃も併せて集中爆撃してどうにか沈めました。その後、輸送機で山岳師団の空港へ歩兵を輸送。前回は空港にユニットが乗りっぱなしで使えなかった。

戦艦を葬った7月末に、輸送機でイギリス軍の首都近くの空港に歩兵を輸送し空港を占拠。これで一気に戦いが楽になり、8月2日にイギリスの首都を陥落。残るは後1都市となったが、こっちは山岳師団が邪魔で占領は無理そうなので全滅狙い。8月4日に制圧に成功した。で、やはり普通の勝利だったようで、この後はフランスソンムへ。

部隊:Bf109E(5)Ju87B(1)Ju87C(4)Ju87R(2)Ju52g5e(2)Sdkfz232(1)Pzkw38t(3)PzkwIVD(4)Sdkfz7(2)補給馬車(1)擲弾兵39(2)エリート兵39(1)戦闘工兵(1)空母(1)軽巡(1)揚陸艦(1)

作戦は、けわしい地形や優勢な敵海軍に阻まれ、難航を極めた。しかし、敵援軍の英仏軍は、西部戦線での作戦開始と共に弱体化、海路撤退した。英国では、5月10日チェンバレン首相が退陣し、新首相が誕生した。

ー私は血と苦役と涙と汗の他に、提供するものは何ひとつもちあわせておりません。われわれの目的がなにか、と諸君はおたずねになるでしょう。それはたった一言につきます。勝利です。ー(W・S・チャーチル

1940.08.05 フランスソンム

難易度★★☆☆☆☆

ーファル・ロートー
フランスに最後の一撃を加えるためソンム戦線を突破、パリを占領せよ。ダンケルクより撤退した英軍が再び援軍を送りつつあるが、もはやフランスに予備軍はない。なお、イタリアが参戦するであろう。(同盟R1-レープ、Y1-イタリア)

CPUの思考時間が更に長くなってきました。ノルウェーまでは今の俺でも耐えられたが、さすがに厳しいな。これでもまだまだ序の口なんだけど。エミュでやりたくなるところだが(早送りできる)、この思考時間も体感してこそのMD版だとグッとこらえる。CPUの思考時間に他のゲームをやって時間節約。

序盤は悪天候も続いたが、敵の空軍もかなり多くて苦労した。戦闘機の割合が少なすぎたかもしれない。工作車で都市の耐久力を上げれば収入も増えるのでやっておく。とりあえず、イタリア軍は全くの役立たずです。敵の兵器もこれまでよりも格段に強くなっていて、こちらも無傷では済みません。パリを攻略したあたりでほぼ制空権を掌握できた。そこからは楽になったが、とにかく天候には最後まで悩まされた。効率的に首都を奪うには空爆は不可欠なのだが、晴天になかなかなってくれなかった。特に詰めの段階での悪天候連発にはまいった。10日で1日しか晴れなかった感じ。晴れさえすれば速攻で落とせたものを、何日も悪天候が続いて大幅にクリア日数が遅れてしまった。9月22日にようやく制圧完了。でも、次がユーゴスラビアということは、これでも大勝だったみたいですね。

部隊:Bf109E(5)Ju87B(1)Ju87C(4)Ju87R(2)Ju52g5e(2)Do17Z(1)HE111H2(1)Sdkfz222(1)Pzkw38t(2)PzkwIIIE(2)PzkwIIIG(1)PzkwIVD(2)Sdkfz7(2)補給トラック(1)工作車(2)105mm野砲(3)擲弾兵39(2)エリート兵39(1)戦闘工兵(2)空母(1)軽巡(1)揚陸艦(1)

フランス代表団が、コンピエーニュにて休戦条約に調印した。以後、ペタン将軍を首相とするビシー政府が新たに誕生した。わが部隊には当分の間、本国での訓練が続く毎日になるだろう。6月18日、ドゴールが演説をした。

ー敗北したのは戦闘だけで、全戦争に敗れたのではないー

この6月に、ソ連がバルト諸国を占領した。

1941.04.06 ユーゴスラビア

難易度★★☆☆☆☆

総統訓令第25号ーマリータ作戦ー
わが同盟国のユーゴスラビアでクーデターが発生し、反同盟派のシモビッチが政権を握った。直ちに軍事的に、そして国家としてのユーゴスラビアを粉砕する。なおこの作戦のため、バルバロッサ作戦を延期せざるをないであろう。(同盟R1-クライスト、R2-ハンガリー、G1-イタリア、G2-イタリア)

ここは相手が弱小のユーゴスラビア相手ということで楽勝かと思っていたが、空港の数が少ない上に、敵の首都からかなり離れているので、航空機の支援が中々に大変。地上部隊も、遊軍が空爆しまくって都市を崩壊させてしまうので、補給が辛くなる。工作車は遅いし。特に山岳地帯にある南西の敵首都は、ルートが狭い上に山なので地上部隊は進軍し辛いです。ベオグラードを落とせば、そこの空港から支援できるので、先にベオグラードですね。

4月23日にベオグラード陥落。その2日後には残りの首都も爆撃で潰して終了~♪っと思ったら終了しない。あれ?と思っていろいろ探ってみたら、左下にあるスロブニークがユーゴスラビア軍に占領されているではないかあああ!!ヘタリア軍勘弁してよ。役に立たないのは覚悟してたけど、足引っ張らないでほしいわ。終わりだと思って、航続距離無視して何部隊か航空機突っ込ませちまったじゃないか。2部隊ほど燃料切れで墜落してしまった……

その後、スロブニークを包囲するところまで来たが、またしても天候に恵まれず、おいおいまさか間に合わないんじゃないだろうな?と不安になったが、期限の1日前の5月9日にようやく占領できた。しかし、ここはきっちり大勝と目論んでいたので大誤算でした。

部隊:Bf109E(5)Bf109F(3)Bf110D(1)Ju87C(4)Ju87R(2)Ju87D(2)Ju52g5e(2)Do17Z(2)HE111H2(1)Sdkfz222(1)Pzkw38tA(2)PzkwIIIE(1)PzkwIIIG(2)PzkwIVD(3)デマーグD7(2)Sdkfz8(2)Sdkfz7(1)Sdkfz251(1)補給馬車(1)補給トラック(1)工作車(2)105mm野砲(2)150mmカノン(1)擲弾兵39(2)戦闘工兵(2)親衛隊39(1)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

旧式な装備のユーゴスラビア軍は、わが部隊の敵ではなかった。部隊が停止するのは補給の時のみで、首都ベオグラードまで突き進んだ。わが部隊はこのまま南下を続け、クライスト将軍を支援するため、ギリシアへと向かった。

1941.05.10 ギリシア

難易度★★☆☆☆☆

総統訓令第25号ーマリータ作戦ー
わが同盟国のユーゴスラビアでクーデターが発生し、反同盟派のシモビッチが政権を握った。直ちに軍事的に、そして国家としてのユーゴスラビアを粉砕する。また、ギリシア侵入も同時に行う。なおこの作戦のため、バルバロッサ作戦を延期せざるをないであろう。(同盟R1-イタリア)

ここは普通に近場から順に攻略していくと、最後に攻めにくい南の島に生産首都を作られてしまうらしいので、兵力の手薄な早い段階で島にある2つの首都を落としに行く。まずは島の右に空港のある小島があるので、輸送機を使ってそこを占領しておく。次にそこへ何部隊かの航空部隊を送り込み、小島を拠点として島にある兵器を全て破壊する。そうなれば、もう敵はそこへ兵力を送り込めないので、後は輸送機で歩兵を送り込んで楽々占領というわけです。しかも、後々ここの空港は戦略的に有効になります。

6月2日に南方の島の2つの首都を攻略。天候が良ければもっと早いんだが。ほぼ時を同じくしてユーゴスラビア軍を壊滅させた。ただ、後半は一転して晴天が続いてくれたので、残りの首都は10日で全て占領しました。イタリア軍相手にイギリスの艦隊が砲撃しまくってて、ここにいる戦艦が南下してきたら面倒なことになるなと思っていたが、結局最後までイタリア軍を相手にしてくれてました。今回のヘタリア軍はいい仕事してくれたな。軽巡とか駆逐艦が何隻か来ましたけどね。というわけで、大勝したので次はウクライナへ。

部隊:Bf109E(4)Bf109F(4)Bf110D(1)Ju87C(4)Ju87R(2)Ju87D(2)Ju52g5e(2)Do17Z(2)HE111H2(1)Sdkfz232(1)Pzkw38tA(2)PzkwIIIE(1)PzkwIIIG(2)PzkwIVD(3)デマーグD7(2)Sdkfz8(2)Sdkfz251(2)補給馬車(1)補給ht(1)工作車(2)105mm野砲(1)150mmカノン(2)擲弾兵39(1)エリート兵39(1)戦闘工兵(1)親衛隊39(2)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

わが部隊は、南部のユーゴスラビア軍を突き抜け、ギリシアへと侵入した。敵は後退を続け、クレタ島へと撤収、さらに、ここからエジプトへと撤退していったのであった。ギリシアは、独・伊・ブルガリアの3国で分割統治されることとなった。そして、わが部隊はポーランドのルブリンへと移動を開始した。

1941.06.22 ウクライナ

難易度★★★★☆☆

総統訓令第21号ーバルバロッサ作戦ー
ドイツ国防軍は、イギリスに対する戦争の終結以前においても、ソ連を迅速な一戦役によって、破砕することを準備しなければならない。作戦の主要目的はヴォルガーアルハンゲリスクの線でロシアを二分することにあり。貴下の南方軍集団は、ルブリンよりキエフにいたる地区に主力を向け、ドニエプル流域にて粉砕すべし。(同盟R1-ハンガリー、G1-ルーマニア

ここは大勝でも普通の勝利でも同じなのでじっくりとやってもいいのだが、時間がもったいないのでできるだけ速攻で。となると輸送機軍団の出番だ。最初は正面の敵の主力を自陣に篭りながら相手にし、その隙に輸送機を使って北東にあるいくつかの空港や都市を占拠する。その後航空部隊をそこへ送り込んでがら空きの首都周りの数少ない兵力を叩き、キエフオデッサを電撃的に占領してしまう。という寸法だ。こうしておけば、主力部隊は目の前の首都だけ攻略すればよいので、遠征いらず。こういうだだっ広いマップでは有効な奇襲作戦です。

しかし、ちょっと失敗してしまった。下手に取り囲んだりすると遷都してしまうので、最初は適当に相手してたのだが、野砲の経験値稼ぎにとジリジリと間合いを詰めていったのが失敗だったか、キエフ陥落直前に遷都してしまった。まあ、幸いにもキエフ陥落にはリーチがかかっていたのですぐに落とせたが、周辺に出現した兵力を一掃するのに一手間かかってしまった。おまけに、途中にトーチカがあるのを忘れていて、親衛隊まで育て上げた歩兵とSdkfz251にまで進化させた輸送車を失ったのは痛かった。欲張らずに輸送機だけにしとくんだった……

そんなわけで、予定を変更して目の前の首都を占領。この時点で7月15日。その後、オデッサまでの長い道のりを遠征。やっぱり、面倒くさい。しかも、天候にも恵まれず航空機の支援も得られない状況。1週間に2日も晴れればいい方てな感じだ。オッデサの近海には戦艦までいたが、どうやら遊軍がHPを削ってくれていて、HPが3しかなかったので速攻で撃沈。後は、晴れるたびに首都周りや周辺都市、空港の敵を倒してそこに航空機を待機させる(こうすれば新手があまり出なくなる)という戦法を駆使して敵戦力を削っていき、最後は首都を爆撃で潰して8月10日にようやく陥落した。

部隊:Bf109E(4)Bf109F(6)Bf110D(2)Ju87C(3)Ju87R(2)Ju87D(2)Ju52g5e(4)HE111H2(3)Ju88A4(1)Sdkfz232(1)PzkwIIF(1)Pzkw38tA(1)PzkwIIIG(3)PzkwIVD(1)VK6501(2)StuGIIIB(1)デマーグD7(2)Sdkfz8(2)オペルブリッツ(2)Sdkfz251(1)補給馬車(1)補給ht(1)工作車(3)105mm野砲(1)150mmカノン(2)装甲列車(2)擲弾兵39(3)エリート兵39(1)戦闘工兵(1)親衛隊39(2)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

国境沿いのソ連軍を破り、スターリン線に到達したわが部隊は、ルーマニアの同盟軍と快進撃を続けた。この地では解放軍として迎えられ、キエフ包囲戦、オデッサ占領とウクライナを転戦を続けた。侵攻直後、チャーチルは演説した。

ーナチズムと戦ういかなる国も、われわれの援助を受けるであろう。従ってわれわれは、可能な限りの援助をロシアに与えるであろう。-

わが部隊は、コーカサスへの一歩として、ドニエプル川の渡河を始めた。

1941.09.10 ロストフ

難易度★★★★★

冬期到来以前の最重要任務は、モスクワ攻略にあらずして、クリミヤ半島占領、ドニェツ盆地工業地帯及び炭田地帯の確保、そしてカフカス油田からの石油補給路の遮断なり。最終目標は、ドン河畔ロストフの占領にある。(同盟G1-ルーマニア

ここは相手に隙があまりないので、序盤から輸送機作戦をやるのはリスクが高い。とりあえずは、SW Ft(黄色い方)の首都ハリコフを全力で落とす。そうすれば、敵はサウスFt(赤い方)だけになって、戦いはグンと楽になる。

序盤は敵の大攻勢に耐える。ハリコフへの攻めには空挺部隊と空軍のみがよい。地上部隊ははっきりいって役に立たない。せめて手前の橋辺りまで進出して、そこから砲撃するくらいしかないだろう。空軍だけで攻めるので天候が鍵を握ってくるが、このマップはこれまでにもまして天候が悪い(運が悪いだけ?)。雨累積度が10まで達したほどです。それでも、晴れのチャンスに首都近くの空港を着実に手に入れ(歩兵は結構犠牲になったが仕方ない)、最終的には丁度開戦から1ヵ月後の11月10日にハリコフを爆撃で潰しました。

その後空挺部隊を南東の2つの首都に派遣。ここはどちらも首都の上に1部隊いるだけでした。晴天が続いてくれたこともあって、8日でどちらも楽に攻略できた。残りはドニエプロペトロフスクのサウスFt主力部隊。ここでようやく地上部隊の出番となったが、基本的に航空機で基地周りの敵を削っていったところに埋め込むのに使う。つまりは、生産可能な首都近辺の都市や空港と首都の周りの平地ヘックスに置くことで敵の新手を出せなくするというわけ。ただ、ここには軍艦も結構いたので被害も出てしまいましたけどね。

11月26日にドニエプロペトロフスクが陥落した。結構頑張ったほうだと思うのだが、これでも大勝じゃなかったみたい。天候オンは厳しすぎるな……

部隊:Bf109E(2)Bf109F(8)Bf110D(2)Ju87C(3)Ju87R(2)Ju87D(2)Ju52g5e(4)Ju88A4(4)Sdkfz232(1)PzkwIIF(1)PzkwIIIG(5)PzkwIVD(1)StuGIIIB(1)デマーグD7(2)Sdkfz8(2)オペルブリッツ(2)Sdkfz251(1)補給ht(2)工作車(3)150mmカノン(3)レオポルド(2)擲弾兵39(3)戦闘工兵(2)親衛隊39(2)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

わが部隊はドニェプロペトロフスクとサポロジェで激戦の末、ドニエプル川を渡河し、ドニェツ盆地を占領したものの、敵の冬期反撃が始まり、3日後にはここを放棄、苦しい撤退が始まった。

トラ、トラ、トラ
12月7日、パールハーバー日本機動部隊による攻撃が行われた。米英は日本に対し宣戦布告した。

1942.05.08 セバストポリ

難易度★★★★☆

総統訓令第41号ーブラウ作戦
ロシアにおける冬期戦終わりも近い。泥ねい期終了後の陸空軍の第一の任務は、主作戦遂行の条件をととのえるため、クリミヤのケルチ半島の敵兵力を撃破、セバストポリを落とす事なり。(同盟R-1ルーマニア

ここは敵のセバストポリDrとクリミアンFtが共に首都を1つしか持っていないので、ここのところやっていた空挺部隊での奇襲は使えない。まずは東側のケルチに陣取るクリミヤンFtから片付けておく。ここは初期段階から自軍の空港が至るところにあるので楽です。とりあえずクリミヤンFtは5月中には攻略できました。

これは楽勝かと思いきや、セバストポリの守りが尋常ではなかった。首都の周りが砲台だらけなのだが、特にやっかいなのが対空砲が多いこと。その上トーチカで守られているため、さしものわが空軍も大苦戦。結構撃墜されてしまった。とりあえず手前から少しずつ削っていく。失敗したのは野砲をケルチに送っていたためしばらくはレオポルドでしか砲撃できなかったこと。早目にセバストポリに送っていれば少しは違ったかもしれない。せめてもの救いは、天候がほとんど晴れだったことか。野砲が到着してからは結構削り具合も良くなった。

それから、ここは軍事費的に結構厳しいようで、中盤には一度軍事費が底を付いてしまった。工作車で地道に都市の耐久上げをしてどうにか黒字に転じました。結局7月2日なってようやくセバストポリを爆撃で潰す。1つ作戦として考えられたのは、セバストポリの首都は海岸沿いにあるので、海側から航空機で首都上の敵ユニットを破壊して爆撃してしまうというのはあったかなと。それに気付いた時には時既に遅しだったが。

部隊:Bf109F(5)Bf109G(6)Bf110D(2)Ju87R(1)Ju87D(4)Ju52g5e(4)He111H2(1)Do217E(2)Sdkfz232(1)PzkwIIIG(5)PzkwIVD(3)デマーグD7(1)Sdkfz7/1(1)Sdkfz8(2)Sdkfz7(2)Sdkfz251(1)補給ht(2)工作車(3)150mmカノン(3)150mmNW41(2)レオポルド(2)擲弾兵39(3)戦闘工兵(2)親衛隊39(2)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

ソ連地上部隊と黒海艦隊の頑強な抗戦は、われわれの戦略をくるわせた。戦線は一進一退となり、わずかな前進のために損害を出した。ついにはこの要塞も陥落したが、ヴォルガ川コーカサスへの攻撃には、わが部隊は間に合わなかった。

6月4日、ミッドウェー海戦が行われた。この戦いで米に敗戦した日本は、以後、戦いにおける主導権を失った。

 1942.11.19 スターリングラード

難易度★★★★★

ーヴィンターシュツルム作戦ー
ソ連軍の冬期攻勢ーウラヌス作戦がドン川沿いに開始された。スターリングラードにあるパウルス将軍率いる第6軍の両翼より敵は突破、同軍は包囲されつつある。貴下のドン軍集団は第6軍を救出、戦線保持せよ。(同盟Y-1パウルスArmy、Y2-ルーマニア

ここは結果はどうなろうと次はハリコフと決まっているので、無茶な攻めはせずにじっくりと。CPUの思考時間は今までよりも更に長くなる。ここはスタート地点からユニットを外に出すのに物凄く手間がかかった。列車も使ってみたが、目を見張るほど効率的に輸送をできるというわけでもない。で、序盤に手間取っている間に、こちらの都市は爆撃され放題だし、占領され放題という。天気も悪いから航空機があまり役に立たないし。

最初は、線路上に2つ目にある都市を中心に(爆撃されていたので工作車で修復してから)固まって砲撃しまくっていたが、敵の前線が後退したので、その右隣の都市まで進出してみたら、あっという間に地上ユニットが3ユニットも壊滅してしまった。しかも、敵の航空ユニットが異様に沸いてくる。まるでウンコに群がるハエの如し。振り払ってもキリがないし、こちらの航空ユニットをちょっとでも深入りさせると、次のターンでは周りをびっしり囲まれているというw

ということで、ここは引き篭もって引き分け狙いで行くことにした。その分、時間も相当かかりましたけどね。でも、本当の地獄はこれからだ。

部隊:Bf109G(6)Fw190A(7)Bf110D(2)Ju87R(1)Ju87D(3)Ju52g5e(4)He111H2(2)Ju88A4(1)Do217E(1)PzkwIIIG(3)PzkwIIIL(2)PzkwIVD(2)デマーグD7(2)Sdkfz8(2)Sdkfz7(2)Sdkfz251(1)補給ht(2)工作車(3)173mmカノン(3)150mmNW41(2)列車(1)カール列車(2)擲弾兵39(2)エリート兵39(1)戦闘工兵(1)親衛隊39(3)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

カラチ陥落のため、列車上のわが部隊は大周りして、スターリングラードへ向かった。激戦の続く中、救出作戦を続行したが、包囲された第6軍は、突破に協力しなかったのだ。そのうち、西の戦線が再び突破された。この作戦は、中止となった。

1943.1.28 ハリコフ

難易度★★★★☆

ソ連軍は冬期攻勢の次の作戦ーサターン作戦を開始した。ドン川中流の伊第8軍は崩壊、敵はロストフ及びハリコフに向け、進撃しつつある。ロストフの喪失は、コーカサスの第1装甲軍全滅につながる。全力をもって、敵の進行を阻止せよ。(同盟Y1-ヴァイクスAG、Y2-ハンガリー

ここも結果がどうなろうと次はクルスクなので、安全に引き分け狙いでもいいのだが、このマップの攻略期間は4ヶ月もあるので、いくらなんでもかったるい。ということで、今回は積極果敢に進撃しました。大損害は覚悟の上だったのだが、意外にもソ連軍はスターリングラードほどは手強くない。北のヴォロネジFtはとりあえず無視して、東へとひたすら進んでいって、3月1日にはスターリングラードを攻略しSW Ftを壊滅させ、更にそのすぐ南にあるNカフカスFtの首都も攻略して、3日後には殲滅した。今回は好天に恵まれたのも良かった。

それまでは軍事費的にも結構厳しかったが、幸い1ユニットの損失もなくスターリングラードを攻略できた。ヴォロネジFt目指して北進を始めた頃には軍事費も潤ってきました。ヴォロネジ方面は、同盟軍のヴァイクスAgrとの挟撃という形になり、敵もこちらに集中できずに分散したため、結構簡単に攻略できました。3月18日にクリア。同盟軍が初めて役に立ったかも。長い戦いを覚悟して挑んだのですが、意外と簡単でした。

部隊:Fw190A(12)Bf110D(2)Ju87G(4)Ju52g5e(4)He111H2(1)Ju88A4(1)Do217E(1)He177A(1)PzkwIIIG(3)PzkwIIIL(3)PzkwIVD(1)VK6501(1)Sdkfz7/1(2)Sdkfz8(2)Sdkfz7(2)Sdkfz251(1)補給ht(2)工作車(3)173mmカノン(3)150mmNW41(2)列車(1)カール列車(2)エリート兵39(3)親衛隊39(4)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

敵は、一瞬の内にハンガリー軍をのみこみ、戦線を突破してきた。しかし、わが部隊の決死の防衛戦の前に、大損害を出して後退を開始した。この間に、第1装甲軍は無事撤退し、戦線は安定を取り戻した。クルスクの突出部を除いて。

12月31日、日本大本営ガダルカナル島撤退を決意した。

1943.7.5 クルスク

難易度★★★★★

ーチタデレ作戦ー
私は本年度の攻勢の最初のものとして、本作戦を天候の許す限り早期に実行する事に決定した。クルスク突出部に対する攻撃は、迅速かつ決定的に成功しなければならない。(同盟R1-クルーゲAG)

とりあえず、シシリーに行くのは面倒なんで、ノーマル勝利でサレルノを目指す。そこで海軍を鍛えようかと。序盤は正面のヴォロネジFtと相対することになるが、ここは砲台がたくさん並んでいるので、航空機でそれらをある程度粉砕するまではあまり突出しない方がよい。親衛隊が1部隊やられた。その間に数機の戦闘機と爆撃機1機を遠征させて、東にあるヴォロネジFtのもう一つの首都を爆撃して破壊しておく。ここはある程度の距離に自軍の空港もあるので楽です。7月18日に陥落。輸送機部隊は、中途半端な位置の空港を狙って攻撃を受けたため一時撤退。やはり、序盤はやるなら奥地を狙わないとダメだわな。

で、勘違いしていたのだが、中央の都市(クルスク)もヴォロネジFtの都市かと思って7月25日に攻略したのだが、ここはセンターFtの首都だったようで、爆撃したらセンターFtが壊滅した。嬉しい誤算だった(色が似てたので区別つかなかった)。ここまでは楽勝ムードだったが、ヴォロネジFtの最後の首都は、後一発爆撃すれば壊滅できるという状態から6日連続雨or嵐で爆撃できず。やっと晴れたと思ったら、爆撃がスカって耐久力20削り損ねる。結局、1週間ほど無駄な時間を過ごして8月1日にやっと攻略できた。

残すは北西の首都を守るステップFtのみだが、首都がどの辺にあるのかと思いきや、これが結構遠い。無駄な1週間が響いてしまいかねない状況。規定ターンを考えると普通に攻めても無理っぽいが、航空機でのごり押しにしても天候次第では厳しいなとは思っていた。途中に中継となる空港をいくつか確保して、いよいよ攻略に向かった。

同盟軍のクールゲAGが先に首都周りに攻め込んでいてくれたおかげで、あっさりと首都を航空ユニットで囲むことには成功した。残り6日という段階でした。後は晴れさえすれば、首都上の敵ユニットを破壊して爆撃するだけという状況。しかし、翌日は曇り、その後4日連続で嵐……。173mmカノン砲が間に合って、首都上の敵ユニットは破壊できたのだが、せめて曇りになってくれないと爆撃はできない。当然首都の耐久力は250になっているので、一撃では潰れない。残りは1日。全滅させるには敵は多すぎる。そう、詰みである。これで、最終日も嵐だったらまだ諦めがつくというものだが、よりにもよって晴れ。悪あがきで爆撃を敢行してみたものの、やはりダメでした。

というわけでまさかの引き分けとなってしまい、アンツィオに直行です。アンツィオは海軍をある程度鍛えておかないと厳しいんだよな……

部隊:Fw190A(12)Bf110D(2)Ju87D(4)Me323D(2)Me323E(2)Ju88A4(2)Do217K(1)He177A(1)PzkwIIIL(1)PzkwIVF2(3)PzkwIVH(2)VK6501(2)Sdkfz7/1(2)Sdkfz8(2)Sdkfz7(1)Sdkfz251(2)補給ht(2)工作車(3)173mmカノン(3)210mmNW42(2)カール列車(2)擲弾兵39(1)エリート兵39(1)戦闘工兵(1)親衛隊39(4)軽巡(1)空母(1)揚陸艦(1)

わが部隊は何重にもなった防衛ラインに前進を阻まれ、これを突破後、プロホロフカ周辺で激戦にまきこまれた。あと少しで勝利もみえたのだが、作戦は突然中止された。連合軍がシシリー島に上陸したのであった。わが部隊は、その迎撃に転進した。

1944.1.22 アンツィオ

難易度★★★★★

敵はグスタフラインのカッシノ前面において攻勢に移った。また、アンツィオに対し上陸作戦ーシングル作戦を開始した。ここへの上陸は、敵のグスタフラインの喪失を意味する。全力をあげて敵の上陸作戦を阻止せよ。(同盟Y1-サロRep.)

1ターン目からレイプ目です……。多分いきなり大空襲が来るんだろうとは予測できたので、首都周りに対空砲を配備したのだが、全く相手にならない。というか対空砲は外れまくるので使い物にならない。こういう時に限って晴天が続くのもいかがなものかと。で、速攻で山奥に遷都するはめになった。しかも、新しい首都は首都の上に、イタリア軍のトーチカがドカンと乗っているではないか……。首都に補給車を置いて周りを間接砲で固めるという穴熊作戦ができない。

しばらくは攻撃も散発だったので、対空砲やら野砲やらで首都周りを固めてみた。しばらくはお気楽に迎え撃っていたのだが、しばらくすると首都上のトーチカがいきなり消えた。最初はラッキーとか思っていたが、トーチカが消えるということはイタリアの首都が落ちたということを意味するのでした。

当然ながら連合国軍の大攻勢が始まった。最初は優勢に戦っていた我が戦闘機部隊も、圧倒的な物量の前にはハエに等しかった。都市は次々と陥落していくので、軍事費も次第に枯渇。遂には生産も困難となり、最後は時間稼ぎに輸送車まで借り出す始末に。3月上旬には部隊が全滅した。ドイツ軍は全滅しても負けにならないのか。

後は首都を占領されるのをじっと待つだけだったが、一向に連合軍は占領してこない。というか、ずっと首都の上に戦車が止まっています。アドバンスド大戦略では、同盟軍が敵の首都にユニットを置いてしまって攻略できなくなることがままあるが、あれと同じような現象だろうか。ということは、このマップでは兵器を一切出さずに放っておいて、運よくこういう状況になることを待つという手もあったのか。

というわけで引き分けに持ち込んだのだが、部隊が1つもない状態で、この後どう連合国に対抗しろというのだ……

部隊:なし

わが部隊は北方よりの増援を待ち、反撃に移った。しかし、敵の空軍力の前に損害が続出し、グスタフラインも各地で突破されるに及んで反撃を中止、更に後方の戦線へと後退した。だが、我が部隊はそのままフランスへと通過したのだった。1月18日、レニングラードが解放された。

1944.8.15 ファレーズ

難易度★★★★★

ーリュティヒ作戦ー
パットン第3軍がアブランシュを抜けて南下中である。そこを潰さなくては、フランスの独軍戦線は総崩れになる。全ての希望は、この作戦にかかっている。(同盟Y1-ブラスゴヴィッツ

いきなり首都のすぐ近くに敵軍が大量にいて、どう考えても守りきれるわけがない。ということで、とりあえずは遷都するまでは戦闘機だけ生産。戦闘機も速攻でやられたので生産するだけ無駄だったがな。ここも別の首都の上に同盟軍のユニットが乗っていて邪魔くさいです。

遷都後に、戦闘機数機と対空砲&野砲をいくつか生産して構えてはみたが、どう考えても無駄だよなw。前回のアンツィオ同様に、しばらくすると首都上の同盟軍のユニットが消える。その後敵の大軍が押し寄せてきて、軍事費も底を付き、心ばかりの反撃を試みるもあっさりと全滅。しかし、またしても敵は首都に戦車を乗せたまま占領する気ゼロ。引き分けでした。一思いに楽にしてくれよwww

部隊:なし

全く無理な作戦であった。ファレーズで包囲された状態となり、フランス戦線は崩壊した。その後、本国より出撃したわが部隊は、戦線を立て直すため全力をつくしたが、南仏にも上陸が始まり、フランス全土を放棄、仏国境沿いに撤退した。

8月23日、ルーマニアソ連と休戦、ドイツに宣戦布告した。25日にはブルガリアも休戦を発表した。9月3日、フィンランドが休戦した。総統は国民総動員令を布告、17歳から60歳まで召集した。

1944.10.14 アルンヘム

難易度★★★☆☆

ライン川の渡河点を確保するため、連合軍の大規模な空挺作戦ーマーケット・ガーデン作戦が始まった。アルンヘムにかかる橋の喪失は、ドイツ本国への敵侵攻をまねく。敵の渡河点確保を防ぎ、後続の本体である第30軍団の前進を阻止せよ。(同盟Y1-107 Pz)

攻略本ではファレーズ引き分けで最終マップのドイツとなっていたが、次のマップはアルンヘムでした。しかも、この終盤でこの低難易度です。というのも、このマップは終戦間際にドイツ軍が勝利した戦闘のマップだからなのです。部隊を立て直すラストチャンスかもしれないと思ったが、やはり敵の攻撃は大したことがない。敵の戦闘機が少ないのために制空権を取れるので戦いが楽。北西にいた1Para軍は撃滅しました。

ただ、初期兵力がゼロだったことや、雪が降りまくりなどの天候条件もあってそれ以上は無理でした。引き分けで、次はいよいよ最終戦のドイツです。地上兵器はヴェスペだらけになってしまった。対空砲とかも作っておけばよかったのだが、勢いでこうなった。まあ、これでどうにかするしかあるまい。航空ユニットのしょぼさがどうにも。

部隊:Bf109G(6)Bf109K(5)Me410A(2)Ju87D(3)Me323E(2)Ju188A(4)ヴェスペ(21)グリールK(1)オペルブリッツ(2)補給馬車(3)工作車(3)装甲列車(2)動員兵(10)

アンヘルムに降下した第1空挺師団を初めとする、ライン川への道路沿いの空挺部隊は、かろうじてその役目を果たした。連合軍は、そのかせぎ出した時間でライン川の渡河に成功したのであった。われわれには、本土死守防衛の道が残るだけだった。

1945.2.1 ドイツ

ミナサン、コウウンヲイノル
FROM トウキョウ ダイニッポンテイコク

攻略本では、ライン川にかかる橋をV1ロケットで爆破するのが有力な攻略法として紹介されているが、V1ロケットなど開発できてません。2ターン目には敵軍が大挙押し寄せてくるし、仕方なく遷都待ち状態に。で、遷都したのはいいが、ここも体制を整える余裕を与えてもらえません。あっという間に大量の敵軍が押し寄せてきた。こんなの無茶ですよ。

後は、過去2回のように敵が占領しないでくれることを祈るのみだったが、その願いも空しく爆撃されて速攻でやられてしまった……

「司令部は占領され、全部隊降伏した。」

というメッセージの後に、あっさりとメニュー画面になるだけで、ゲームオーバー的な表示とかもなし。ここまでやってこれだけです。まあ、敗者には与えられる物などないということでしょう。

ユニット能力ランキング

航空ユニット編


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内容は動画を御覧ください。当然ながらアメリカ軍が優勢です。

地上ユニット編


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さすがに戦車はドイツが圧倒的に強いです。

裏技


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裏技は動画にもまとめてあります。

次のシナリオに進む

スタンダードモードでシナリオをクリアした時点で、A、B、C、スタートボタンを同時に押す。

予算などを自由に変更

まず、スタンダードモードを選びマップをロードする。そこで、上、上、上、Cの順にボタンを押すと、各国の国名、総ユニット数、予算、同盟や開始ターン、ゲームターン数、気候、生産可能ユニットなどの設定を変更できる。

キャンペーンモードで操作設定

まず、通常画面でCボタンを3回押してオプションメニューを出す。そこで、左、右、左、右、上、上、上、上、Aの順にボタンを押すと、普通ならエラーメッセージが出るところだが、操作設定の変更が可能になる。これを利用すれば、キャンペーンモードでの対戦も可能となる。

敵を降伏させる

スタンダードモードで、敵国のターンになった時、Cボタンを押し続けるとオプションメニューが出るので、自国のターンと同様に操作ができるようになる。そして、この時に記録のメニューを選べばセーブすることができ、降伏を選べば敵が降伏してしまう。

燃料の限り飛べる

まず、空母に艦載ユニットを搭載しておき発進させる。移動が済んだら決定せずに、性能表を見てから通常画面に戻すと、燃料がある限り再び移動することができる。

補給者の経験値アップ

まず、補給車を囲むように陸上ユニットを配置する。そして、次のターンに全自動コマンドの全補給を何度も繰り返す。すると、補給者の経験値がすぐに上がる。

エディットモード

最初のメニュー画面で、右、左とボタンを押してからスタンダードを選択する。すると、メニューにエディットの項目が追加され、これを選ぶと、地形、設定、ユニットの種類や配置を変更し、オリジナルマップを作ることができる。基本操作はAボタンが地形、ユニットなどの配置や処分、Bボタンが地形などの選択、Cボタンが通常のゲームの操作と同じで、スタートボタンはユニット配置時の国の選択となっている。

索敵の下級モード

ゲーム中に、オプションコマンドのウィンドウを開く。そこで、右を3回押してから索敵を選択すると、コンピュータ側だけに索敵ルールが採用される、下級モードを選択できるようになる。

 

参考文献

アドバンスド大戦略ードイツ電撃作戦ー 公式ガイドブック(徳間書店