SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

Dの食卓

海外タイトル: D
発売日: 1995年7月28日/1997年6月20日(サタコレ)
販売: アクレイムジャパン
機種: セガサターン
ジャンル: アドベンチャー
価格: 8800円/2800円(サタコレ)
製品番号: T-8101G/T-8124G(サタコレ)

当時のゲーム界で旋風を巻き起こした今は亡きカリスマゲームクリエイター飯野賢治出世作。元は3DOで発売されたアドベンチャーゲームで、3DCGをふんだんに使い、映画的手法を大胆に取り入れた意欲的な作品だった。2時間でクリアできるというか、リアルタイムで2時間という制限時間の付いたゲームで、歩行速度は演出からだろうがかなり遅い。探索は示されるヒントも少ない。今なら、ボリューム不足、移動がダルイ、不親切、などと言われてしまうだろうが、手探りでじっくり探索していく雰囲気を楽しむのが、このゲームの醍醐味だろう。

オープニング~エンディング動画


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最短ルートリプレイ

以下は最短ルートでプレイしながらストーリーを追ったものです。赤字が重要な行動ですが、ゲームを進めるには他に重要な行動があるので、これだけでは完全ではありません。その辺は考慮しないで以前に書いた記事なのですいません。有名なゲームなので、完全な攻略チャートは探せば見つかると思います。

 1997年。ロサンゼルス。深夜。ダウンタウンのはずれにある総合病院で大量殺人事件が発生した。犯人は同病院の病院長リクター・ハリス。今もなお、多数の入院患者を人質にとって病院内に立てこもっているため、警察も手を出すことが出来ない。リクターの一人娘であるローラ・ハリスは父の異常を知り、サンフランシスコからスポーツカーで駆けつけ、惨劇の舞台である病院に単身乗り込むのだが・・・。果たして、ローラは変貌した父の謎を突き止めることが出来るだろうか。

病院に乗り込んだローラの目の前には、凄惨な殺人現場が広がっていた。不安な面持ちで院内を歩いていると、空間に歪みがあるのを発見した。そこに手を伸ばしてみるローラだったが、その空間の歪みの中に吸い込まれてしまいました。

気が付くと、そこは古びた洋館の中だった。父親を名乗る男の声で、元の世界に帰るよう忠告されたローラだが、ひとまず2階の部屋の机の中からハンドルを、暖炉の中から銀の鍵をそれぞれ入手し、最初の食堂へと戻った。

鍵の掛かったドアを銀の鍵で開けて中に入ると、そこには白骨化した死体が壁に張り付けられていた。その隣の部屋には、スロット式の戸棚があったので78に合わせてみたら開いた。そこには、先ほどの死体の手が壁から突き出ていた。ローラは、その指にはめられていた指輪を入手した。次に階段前の酒樽をハンドルで開けてみたら、壁から出ていたトゲが中に引っ込み先に進めるようになったので行ってみる。そこに78と書かれた扉があったので、先ほど死体から拝借した指輪をはめ込むと、ドアの紋章が光ってドアが開き、地下へと向かう階段が目の前に現れた。ローラは誘われるままに階段を降りたが、途中で定番の鉄球トラップが作動したので階段を駆け下りる。どうにか助かったものの、もう戻れそうにはなかった。

奥の部屋には、何体もの死体が転がっていた。その中の一体が金の鍵を持っていたので、ローラはそこから鍵を抜き取って入手した。地下最初の部屋へ戻ったローラは、金の鍵で机の引き出しを開け本を入手する。隣の部屋で、再び父からの警告が聞こえてきたが、ローラは本棚の隙間に先ほどの本を差し込んだ。階段が現れたので、そこを登って行くが、怪しい部屋に入ると、入口が塞がってしまい、ローラは完全に閉じ込められてしまったのでした。

再び父からの警告。もうすぐローラの知っている父ではなくなるので、急いで帰れと言っている。手動式のエレベーターで噴水へと行き、そこで銅像の前にあったスイッチをいじっていたら、噴水の水が干上がってしまった。そして、その下の階に流れ込んだ水で浮き上がった宝箱から、拳銃を入手したのでした。ここで父親から四度目の警告。事態はかなり逼迫しているようだ。

上の階へ行ってみたが行き止まりだったので、ローラは拳銃でステンドグラスを撃ち破った。建物の壁にはハシゴがついていたので、ローラは壁伝いに建物の頂上へと登っていく。中に入り、恐る恐る歩を進めていると、再び父親が現れた。そして、生まれ変わる父親は、同じ血を引くローラの体を求めようとするだろうと警告。更には、自分達はドラキュラの呪われた血を引いているのだと、オカルトめいたことも口にしていた。

通路の途中の壁を調べてみると、またしても怪しい機械が出てきたので、レバガチャしてたら階段が現れた。

階段を上がると、そこには母親らしき肖像画が。ローラの意識がフラッシュする。

父親がいた。ここで語られる真実。ローラ達はドラキュラの一族であり、ある年齢になるとドラキュラ化し、猟奇的なモンスターへと変貌してしまうらしい。父によって記憶を消されているが、ローラもドラキュラ化したことがあるようで、その時は母親を毒牙にかけていたそうだ。

ここで父親のドラキュラ化が始まってしまった。ローラの肉体を求める父親に対し、ローラは拳銃をぶっ放した。最後に正気を取り戻した父親は、人間として最期を迎えられたことを娘に感謝しながら、息を引き取った。

というわけでエンディング。飯野賢治も実写で登場。

裏技

途中からゲームを始める

まず、ディスク1をクリアする。その後、ディスク2を入れる前のディスク入れ替え画面で、サターン本体の保存データ管理コマンド(LかRボタンを押しながらリセット)を使って本体メモリの「LAURA」(通常はディスクを入れ替えると消えてしまう)というデータをパワーメモリーにコピーしておく。これで、ゲームを始めるたびに本体メモリにコピーしたデータを移すことで、いつでもディスク2から始めることができる。