発売日: 1984年
販売: セガ
機種: SG/SCシリーズ共用カートリッジ
ジャンル: アクション
価格: 4300円
製品番号: G-1037
セガの看板キャラクターとなったソニックの生みの親である中裕二氏のデビュー作となった作品。元々は研修で作っていたゲームが商品化されたというエピソードも有名です。恋する女の子パプリちゃんを操作して満開の花を摘み、ミント君に花束をプレゼントするアクションゲームで、アイデア自体も秀逸だが、SG-1000のしょぼいグラフィック性能で、これほど愛らしい画面を作り出すセンスも凄いです。さすがは中さんといった感じでした。
プレイ動画
一周するまでのプレイです。
ゲームの流れ
ゲームの目的
ゲームの目的は、満開に咲いた花を10本集めて花束を作り、家で待つミント君に届けるというもの。花は芽→蕾→五分咲き→満開→しぼむ→枯れるの6段階に変化し、満開の時に摘むと、画面下の花メーターが1つ増え、枯れた状態で取ると減ってしまいます。このゲームの凝っているのが制限時間の表示方法で、画面上部のパプリちゃんとライバルのコッコちゃんの間にミント君がいて、時間が過ぎていくにつれて、ミント君がコッコちゃんの元へ移動する。つまり心が離れていくのです。
クマとハチミツと私
制限時間の他に、熊に捕まったり、池や川に落ちても失敗となります。熊はハチミツを置いておくと、しばらくそれに夢中になります。この仕草がまたカワイイのです。ハチミツは制限があり、画面下のHONEYの数しか使えません。
アイテム
画面中央を飛んでいるミツバチは、いろんなアイテムを落としてくれます。ハートが1UP、時計が制限時間増加、花束が花束完成、フルーツなどはボーナスポイントです。
ラウンドクリア
花束が完成すると、ミント君が窓から顔を出すので持って行けばラウンドクリア。一面に花が咲き乱れます。
チャレンジステージ
2面毎にチャレンジステージがある。熊が次々と歩いてくるのでジャンプで飛び越えます。しかし、3頭並んで来る熊はどうやったら飛び越えられるのでしょうか・・・
4面クリアでループ
4面をクリアすると最初の面にループします。但し熊の数が増えて難易度は一気にアップ。エンディングはありません。