海外タイトル: P.T.O. II: Pacific Theater of Operations
発売日: 1996年2月23日
販売: 光栄
機種: セガサターン
ジャンル: 歴史シミュレーション
価格: 10800円
製品番号: T-7607G
第二次世界大戦を舞台にした光栄の人気ウォーシミュレーションの2作目。「大戦略」系のゲームとは違い、戦闘以外にもやらなければならないことが多く、SLGの初心者にはかなり敷居の高いゲームだが、軍艦や戦闘機などの兵器マニアにはたまらないゲームです。今作で導入された会議システムだが、カードバトル形式になっていて、ゲームの雰囲気にそぐわないものがある上に、途中から面倒なだけになってくるため、あまり評判はよくありませんでした。
オープニング～エンディング動画
艦船総合能力ランキング
動画にもまとめています。擬人化キャラは基本セガの「艦これアーケード」ですが、実装されていない艦船は「艦これ」「アズールレーン」「戦艦少女」から持ってきています。
駆逐艦トップ10
日本の高性能駆逐艦島風型がトップ。速度が1位、積載物資量と水雷能力が2位と、圧倒的な総合能力の高さを見せつけ、2位に大差をつけました。高性能ゆえのコスト高と当時不要になりつつあった水雷能力の無駄な高さで、量産化は見送られてしまいましたがね……
巡洋艦トップ10
重巡洋艦も軽巡洋艦もまとめています。軽巡でランクインしたのは、クリーブランド級とアトランタ級で、日本の軽巡では、やはり大淀型がトップとなります。総合1位は、スキのないスペックに、重巡では圧倒的な水雷能力を持っていた妙高型となりました。
航空母艦トップ10
さすがに、アメリカの主力空母だったエセックス級がダントツのトップ。積載航空機、積載物資、対空攻撃力で上限の99をマークしました。日本の空母も、有名どろころはすべてランクインしましたが、加賀がその中でトップとなっています。ハイスペックな空母だった信濃と大鳳は、さすがに積載航空機の少なさが響きました。軽空母ではインディペンデンス級がトップでした。
戦艦トップ10
以外にも大和型は10位と低迷しました。日本の戦艦は欧米の戦艦と比べて、対空攻撃力で大きく劣っていて、大和ですらギリギリ滑り込んだという結果になりました。大和の場合は、速度の遅さと積載物資量の少なさも足を引っ張ってのこの順位です。1位は最後の戦艦アイオワ級。速度と対空攻撃力でトップ、強度で2位となり、他の数値も水準以上でバランスの良さを見せつけました。
参考文献
提督の決断Ⅱハンドブック（光栄）
