SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

三國志II

発売日: 1991年12月26日
販売: 光栄
機種: メガドライブ
ジャンル: 歴史シミュレーション
価格: 14800円/17200円(withサウンドウェア)
製品番号: T-76023/T-76043(withサウンドウェア)

光栄のメガドライブ参入第一弾の予定だったが、発売が若干延びてしまい、第一弾の栄誉は「信長」に持っていかれました。中国の三国時代をシミュレートした人気歴史シミュレーション「三國志」シリーズの第2作目です。サウンドウェアとのセット版も存在し、今となってはかなりのプレミアソフトとなっています。基本的にスーパーファミコン版を踏襲していますが、メガドライブの発色能力のせいで、勢力図が色別ではなく旗表示となってしまっています。

金旋プレイ

最初はせっかくの新要素だからと新君主でプレイしようと思ったのだが、どうもメガドラ版は名前に漢字が使えないようで、ちょっとかっこ悪いからやめた。難しい方がいいだろうと、シナリオ4の金旋でプレイする事に。能力が知力29・武力43・魅力37というどん底君主な上に、配下の武将が君主よりちょっとマシな鞏志だけ。その上更に、曹操劉備に隣接していて立地条件も最悪だ。ゲームレベルは最高の3にしていざプレイ開始。

序盤に劉備韓玄を攻めて失敗した時に趙雲が捕まったらしく、更に趙範に引き抜かれていた。劉備に攻め込まれていた21国は更に住民が反乱していて、チャンスだと思って攻め込んだら、兵力が全部合わせて13しかおらず楽勝。しかも、劉備関羽まで捕らえられてたんだな。マヌケすぎるだろ。周辺国とは同盟を結んで磐石な体制にしつつ、ここは飛躍のチャンスと一気に韓玄を攻め滅ぼし、関羽黄忠という大物をいきなりゲットできた。しかし、その隙に同盟関係にあるはずの劉備に21国を攻め取られてしまいました。劉備って忠義の人じゃないのかよw

その直後に劉備がまた同盟を結びに来た。どの面下げてそんな事言うんだとは思ったが、今は国力を上げるのが重要なので結んでおく。7月に住民が反乱……。この苦しい時に。と、嘆いているところに曹操が攻め込んできたのだが、何と劉備が共同で攻めてくるではないか……。あんた呂布以下の鬼畜やで。孫権に援軍を頼んだらありがたいことに兵力90の太史慈を送り込んでくれたが焼け石に水。俺はもう劉備は信じない、今日から孫権派になる。そう誓って死んでいったのであった……

突破口を見出そうとググってみたら、金旋プレイって結構メジャーなんだな。やめようかとも思ったが、まあこのまま金旋でやってみましょう。その後何度かゲームオーバー繰り返して分かった事は、序盤は鞏志の忠誠度に気を付けないと引き抜かれてしまう。秋までに徴兵しておかないと曹操に攻め込まれるって事ですね。1年目の秋までに150、2年目の秋までに400の兵力が目安か。重要なのが、金旋は10年ちょっとで寿命が来るってこと。なので、序盤からダッシュかけないと、金旋での中国統一は厳しくなります。

それと、やり直してて気付いたが、このゲームってプレイヤーが同じ行動するとCPUの行動パターンはおろか、災害の発生場所まで全く同じになるんですね。ただ、セーブした後にリロードしただけでパターンは変わってしまいます。それで更に気付いたんだけど、リロードすると凄く引き抜きがしやすくなるみたいです。リロード直後だと、忠誠度100以外は、使者が捕まらない限りほとんど太守でも何でも引き抜けるw。マジで。引き抜けないのは、忠義がやたら高いとか血縁武将とかかな?さすがにそれだと簡単すぎるのでやりませんが、興味がある人は試してみるとよい。

ということで、金旋でのスタートダッシュパターンの確立から始めてみた。この通りにプレイしていけば序盤の基盤作りは完璧です。注意事項としては、ゲームレベルは3、他国の戦争は見ない、軍師は一切呼び出さない、武将は並び替えない、徴兵したら兵士数をゼロにしてから編成する。これらの事でもパターンは変わってしまう。勿論途中でセーブして中断してもダメ。 ※TEはターンエンド、赤文字はCPU思考時間中、"*"は戦闘時の大将。

208年

1月:鞏志に名馬→鞏志に徴兵(90徴兵)→TE→張魯劉備と同盟

2月:33国の黄忠を引き抜く(三顧の礼)、10国の徐庶を引き抜く(鞏志・手紙)→徐庶を軍師に任命→TE→韓玄と同盟、韓玄から金1000を受け取る

3月:鞏志に名馬→鞏志に捜索(3回NOを続け4回目YES)→33国の雷同を引き抜く(黄忠・手紙)→蒯良を登用(徐庶・手紙)→TE

4月:雷同に名馬→32国の呉蘭を引き抜く(蒯良・手紙)→鞏志に捜索(1回目YES)→黄忠に軍事訓練→王威を登用(雷同・手紙)→11国の徐晃を引き抜く(徐庶・手紙)→TE

5月:徐晃に名馬→鞏志に捜索(1回目YES)→蒯越を登用(王威・手紙)→14国の龐徳偽書徐庶)→龐徳を引き抜く(呉蘭・手紙)→蒯良に開発(金100)→残り全員で軍事訓練→TE→密書はあらためない

6月:呉蘭に名馬→徐庶・蒯越・蒯良に開発(金300)→黄忠・雷同・呉蘭徐晃龐徳に訓練→曹操と同盟を結ぶ(王威)→劉璋と同盟を結ぶ(鞏志)→TE→韓玄から金1000を受け取る

7月:雷同に名馬→鞏志に徴兵(145徴兵し、金旋・黄忠・雷同・徐晃龐徳に80ずつあてがう)→黄忠徐晃龐徳に武器購入(全員80にする)→徐庶に施し(米100)→雷同・呉蘭・王威に訓練→蒯越に捜索(1回目YES)→蒯良に捜索(1回目YES)→TE→密書はあらためない

8月:龐徳に名馬→徐庶に施し(米100)→義を登用(鞏志・手紙)→残り全員で訓練→TE→密書はあらためない

9月:徐晃に名馬→韓崇を登用(鞏志・手紙)→劉度と同盟を結ぶ(黄忠)→TE→密書はあらためない

10月:黄忠に名馬→徐庶に施し(米100)→TE→密書はあらためない

11月:龐徳に名馬→TE 12月:黄忠に名馬→張魯との同盟破棄→曹操に29国への共同作戦申し込み(鞏志NO)→曹操に29国への共同作戦申し込み(徐庶YES)→29国へ攻め込む(*黄忠龐徳/金0・米400)※配置エリアの左側の下に黄忠、上に龐徳を配置し、その場でずっと待機→捕虜の楊平を登用→張魯と同盟(雷同)→TE→28国TE→密書はあらためない

209年

1月:<20国>呉蘭に名馬→鞏志・呉蘭・蒯越・義を29国へ移動(金・米0)→徐庶に開発(金100)→TE<29国>楊平に金100→TE

2月:<20国>雷同に名馬→18国の曹彰を引き抜く(雷同・手紙)→徐庶に開発(金100)→TE<29国>呉蘭に金100→在野の高沛を登用(龐徳・手紙)→TE

3月:<20国>曹彰に名馬→徐庶に開発(金100)→曹彰を29国へ移動(金1000・米0)→TE<29国>黄忠に金60→蒯良に開発(金100)→TE→密書はあらためない

4月:<20国>徐晃に名馬→徐庶に開発(金100)→TE<29国>高沛に金100→蒯良に開発(金100)→TE

5月:<20国>雷同に名馬→徐庶に開発(金100)→TE<29国>楊平に金100→蒯良に開発(金100)→TE

6月:<20国>徐晃に名馬→徐庶に開発(金100)→TE<29国>曹彰に金100→蒯良に開発(金100)→TE

7月:<20国>韓崇に名馬→徐庶に施し(米100)→TE<29国>鞏志に金100→蒯良に施し(米100)→TE→援軍要請を受ける(龐徳・義・呉蘭曹彰龐徳以外はその場待機。1T:左上・左上・上、2T:上・上・左上、3T:左下・左上、4T:左下・左上、5T:上、後はずっと一斉攻撃援軍要請を受ける(鞏志・蒯越・高沛・呉蘭※全軍その場待機

8月:<20国>王威に名馬→劉備との同盟を破棄→曹操に19国での共同作戦を要請(徐庶)→19国へ攻め込む(*徐晃・雷同/金0・米400)※最初に徐晃で一騎討ちを申し込む。配置は右に徐晃、その左上に雷同。1T:徐/上・上、雷/上・上、2T:徐/上、雷/上、3T:徐/上、雷/待、4T:徐/右上、雷/右上、5T:徐/突撃(諸葛亮)、雷/待、6T:徐/右上、雷/右上、7T:徐/上、雷/右上、8T:徐/上、雷/上、9T:徐/右上、雷/上、10T:徐/右下・右下、雷/下、11T:徐/上、雷/下、12T:徐/左上、雷/待、後は徐晃はずっと一斉攻撃、雷同はずっと待機。趙統がいなくなったら徐晃は川を下って雷同の上に移動しずっと待機→捕虜の那道栄、諸葛亮龐統張苞関興、雷薄、楊齢、劉封を登用

とりあえず諸葛亮龐統の軍師セットをゲットするところまで、これ以降は戦闘も増えて完璧にトレースするのが難しいので、ここまでにしておく。スタートダッシュとしては十分だと思います。

210年

劉備孫権に仕掛けて負けて張飛が捕虜になっていたので掻っ攫っておく。放棄していた29国がまだ空き地のままだったので占領。

211年

趙範を攻め滅ぼしたら青竜の剣ゲット。どのくらい武力が上がるのか分からなかったので、武力90の関興にあげたら武力+12でした。もうちょい下のやつにやるべきだったか。38国は民忠誠、開発、治水が全て0という最悪の土地だったので放棄する。さすがに、こんな荒地を開墾するほどの余裕はまだない。劉璋軍に21国を攻め込まれたが、忠誠度が低いのは調査済みだった呂義を寝返らせて形勢逆転し追い払う。更に、それによって兵力が激減した31国に追い討ちをかけて一気に占領した。大した武力でもない馬謖が一騎討ちを勝手に申し込んだ時にはどうなるかと思ったが(相手も互角ではあったが)、ギリギリで引き分けて事なきを得た。馬謖は怖くて戦争に出せないな。

212年

自国が増えると米相場で儲けやすくなる。相場の高い国に米を輸送して売り払い、安い国に金を輸送して米を買う。十分に国力が潤ったところで、いよいよ本格的に覇道を歩み始める事にした。手始めの狙いは南西に勢力を拡大している劉璋。32国には兵力700もいたが、武装度が低かったので何とかなるかと500の兵力で攻め込む。韓玄が共同作戦を承知していたがシカトされた。まあ、次の標的になるのが見え見えなのに、援軍よこしてくるほどCPUもバカじゃないということか。一騎討ちで一番厄介な厳顔に勝ったのは大きかった。エースを失った劉璋軍は、後は自壊するのみだった。

213年

劉璋を端っこまで追い詰めたのだが、結構な兵力がいて中々落とせない。1回目は楊柏に寝返られた上に、5万の援軍が来てしまい仕方なく撤退。関索が捕まってしまった。取り戻すのに結構時間もかかった。2回目は兵力減らしのための特攻。そうこうしている間に36国をかっさらわれました。

214年

馬超曹操に捕まっていたので、これはチャンスと引き抜く。36国を落としたら「的盧」が手に入った。しかし、忠誠度が上がって逃げ足が早くなるだけなので、あまり有用でもないかも。外交の使者として多用している孔明にあげておいた。劉璋も残り一国となったが、まだかなりの兵力が残っていて、最初の侵攻では落とせなかった。

215年

2度目の侵攻では、うっかり馬謖を軍に入れてしまい、よりにもよって魏延相手に一騎討ちを勝手に受けてしまった。武力差19はさすがに無謀であっさりやられました。しかしながら、自分の大将を囮にして敵軍を引き付けながら逃げて、敵の大将を丸裸にするという必殺の作戦でどうにか勝利。劉璋の一族が滅亡した。次なるターゲットは劉備なのだが、この一年で7回ほど攻めているのだが一向に落ちません。マップ的にも難しく、こっちの大将がすぐに囲まれてしまってどうしようもない。しかし、1400近くあった兵力は400近くまで削れました。7回中3回は曹操に共同作戦の約束を反故にされ、2回は曹操孫権にそれぞれ裏切られました。まともに戦ってくれたの1回だけです。一騎討ちは趙雲相手に張飛が3勝3分と優勢に戦ってくれてますが、1回だけ龐徳が勝手に一騎討ちを受けてあっさりやられました。それ以降は龐徳を常に総大将にしている。一騎討ちを勝手に受けやすい武将とか寝返りやすい武将は、総大将にしちゃうのが一番かも。総大将なら一騎討ちは自重するし、多分寝返りもないんじゃないかと。

216年

金旋の寿命を考えると、あまり悠長にはやってられない。国力もかなりついてきて、今後はこれまで以上の波状攻撃も可能という事で、積極的に攻めて行きます。まずは曹操との同盟を破棄して宣戦布告。手始めに馬騰と共同で13国を攻め落とす。劉備は相変わらずの粘り。もうちょいで勝てそうだったので総大将の呉蘭をギリギリまで撤退させなかったら、最後に趙雲に突撃されて死亡してしまった。おかげで兵力の整備に2ヶ月かかってしまったのだが、その間に劉備の兵力が1000近くまで回復。なんじゃそりゃ。仕方ないので孫権と共同で攻める事にしたのだが、やはり裏切られた。裏切られ率が異様に高い。敵対心が高いからだろうが。おまけに張飛が一騎討ちで初黒星を喫し、心が折れそうになる。まあ、三馬鹿兄弟が揃い踏みしたところを倒してこそと、ここは開き直った。以後も隣接している3国から休む間もなく侵攻を繰り返し、秋口にようやく滅ぼせました。そして玉璽ゲット!

217年

ガンガン戦争を繰り返す。劉備オールスターズを配下に加えて戦闘力は確実にアップ。兵力に余裕も出てきたので、月末に兵力がなくなった武将は退散させて次の月に新手を送り込むという戦法を取る。こうなれば国力の差でゴリ押しできます。少々手こずったが馬騰を滅ぼし、残りの曹操孫権の領土も確実に侵食。

218

孫権は最後の国にロクに兵糧がなかったので、兵糧攻めにして落としてやった。最後の一年は、面倒だから捕虜は全部打ち首w。ここまで来るともう人材は必要ないのでね。メジャーな奴は取っておこうかとも思ったが、いても忠誠度上げる頃には終わってそうな勢いだったし。孫権滅亡後は、残った曹操の領土もほぼ同時進行で攻め込んで一気に攻略。218年12月、丸11年がかりで遂に天下を統一した。

我が覇業ついに成し遂げたり

武将能力ランキング


www.youtube.com

ランキングは動画にしてあります。

裏技

兵士の数が100倍になる

知力、武力の低い武将に兵士を100持たせて、偽書や索敵の使者にする。ここで使者にした武将が、敵国に捕らえられれば成功。この時点で武将の兵士の数は、最大値を越えて10000以上になっている。あとはその武将を登用し直して、編成で他の武将にも兵士を振り分ける。そして余った兵士を住民に返すと、人口が爆発的に増加するので、税収も同時に上げることができる。

寿命が来ても死なない

兆凶が現れた武将を使って、その年の12月に他国に攻め込む。攻め込んだら、武将が戦死しないように気をつけながら長期戦に持ち込み、戦争をしながら年を越す。すると、1月になってもその武将は死なずに生きている。

全ての戦利品を入手

戦争で第10国を攻め取る。すると必ず戦利品が出るので、兵士を持たない武将を1人だけ第10国に残して隣国に引き揚げる。他国が攻めてきたらすぐに退却し、第10国を敵に渡す。翌月にまた戦争で第10国を攻め取る。これを何度も繰り返せば、全ての戦利品を取れる。

 

参考文献

三國志II ハンドブック」(光栄)