海外タイトル: Sagaia
発売日: 1990年12月20日/1996年6月7日(SS版)
販売: タイトー
機種: メガドライブ/セガサターン
ジャンル: 横スクロールシューティング
価格: 8900円/5800円(SS版)
製品番号: T-11083/T-1104G(SS版)
3画面筐体のアーケード版を1画面に収めて移植。海洋生物をモチーフにしたユニークなボス戦艦が特徴の横スクロールシューティングゲーム。画面比率の調整や、オリジナルのボス敵など、家庭用にかなりアレンジされていて、シビアだったゲームバランスも多少緩和されている。後にセガサターン版も登場。こちらは2画面バージョンのアーケード版を完全移植しているが、ワイドテレビが普及していない当時のモニター環境では色々と不都合が出ていて、評価はあまり高くありません。
オープニング~エンディング動画
ボス戦攻略
初期装備での攻略です。
ゾーンA HYPER STING
ミノカサゴがモチーフの最初のボス。ここは画面下に浮遊しているトーチカで瞬殺できます。トーチカの上部のハッチが開いた時に撃つと大爆発を起こします。1体倒すと反対側からもう1体登場しますが、こちらもトーチカで瞬殺です。
ゾーンB,C ALLOY LANTERN
アンコウがモチーフのボス。触覚から弾をばらまきつつ、口から波動レーザーを撃ってくる。メガドラ版は、触覚から撃ってくる弾を撃つと分裂するようになっていて、アーケード版よりも難易度が高いです。ゾーンBではトーチカが出現するので、口が開いた時に爆発させれば瞬殺できますが、失敗しても厄介な触覚を破壊できるので、その後の展開は楽になります。
イソギンチャクがモチーフのボス。レーザーとホーミングミサイルで攻撃してくる。画面写真の高度にいれば、レーザーは当たらないので、前に移動してホーミングミサイルを誘導し、後ろに下がりながら破壊というのを繰り返していればよい。これ以上高度を上げると攻撃が当たりにくいので、この辺の高度をキープしたい。万が一やられた場合は、復活直後の無敵時間に攻撃しまくりましょう。
ゾーンD,E,F DRIO SAWM
ウツボがモチーフのボス。ウネウネと動き回りながら体当たりしつつ、ホーミングミサイルも飛ばしてきます。動きが数パターンしか無いのでそこまで難しい相手ではないが、Dゾーンでは体から放電していて、それに触れると一定時間動きが鈍くなってしまうので、距離感には注意しましょう。
ゾーンG,H,I,J STEEL SPINE
ハリセンボンがモチーフのボス。序盤は周りを回っている胎児が邪魔で本体に攻撃を当てにくいため長期戦になります。胎児は破壊できますが、1つ1つがかなり固いです。基本的にホーミングミサイルと全方位弾の合わせ攻撃だが、口元が青くなるとレーザーを撃ってくるので注意しましょう。全方位弾は、端にいればかなり弾の間が広がっているので、正面から少し上か下に移動しておけば当たりません。ホーミングミサイルはボムで破壊します。胎児はたまに広がってきますが、これも端にいれば問題ないです。
ゾーンQ, S, U RED CRAB
シオマネキがモチーフのボス。最初は体当たりと泡で攻撃してくるが、泡は撃ち落とすことができます。大きなハサミで吸い込んでもくるので、最初にハサミを破壊しておきましょう。腕をすべて破壊したら最後に足を破壊。胴体だけになった敵は、弾と泡をバラ撒いて激しい抵抗を見せますが、胴体の左下あたりが安全地帯っぽいです。右下の同じ位置ではダメなので、左端で足を破壊してしまった時や、右サイドで足を破壊してしまった時は普通に倒しましょう。前後の動きだけで割りと交わせます。
ゾーンL, N, O LEADAIN
ウニがモチーフのボス。第一形態は4本の触手とハリでの攻撃ですが、1回目の触手攻撃さえ避けてしまえば後は楽勝です。4本の触手をすべて破壊すると第二形態へ。ここでは殻が上下に割れて中身がむき出しになるので、黒い球に注意しながらそこを攻撃ですが、割れた殻は自機を狙って近づいてきて挟み込もうとします。基本左端で攻撃し、殻の動きが止まったら挟み込む合図なので、そこで前に移動して避けます。問題は最終形態で、黒い球と長い腕を伸ばしての攻撃ですが、腕を伸ばしてくる攻撃が非常に避けづらいです。伸ばしてくる前から移動すると捉まりやすいので、タイミングを合わせて避けるのがよいかと思います。
ゾーンP, R, T GRAND OCTOPUS
タコがモチーフのボス。序盤は3本の足から関節と同じ物体を飛ばしてくるが、縦移動だと避けるスペースが狭くなるので、左下と右上の斜め移動を繰り返して避けていくとスペースができていい感じに避けられます。足をすべて破壊すると頭から4匹の子ダコを飛ばしてきます。子ダコは放射状に弾を撃ってきますが、これは本体の頭の上に回避すれば問題ありません。ただし、いきなり回避しても最初の1匹目の通常弾でやられやすいので、ある程度引き付けて通常弾を交わしてから上に回避するのがよいです。
ゾーンK, M YAMATO
ヤドカリがモチーフのボス。序盤は主砲、副砲、機銃で攻撃してくる。前の2つの主砲はボムで出現と同時に一気に叩き、副砲を破壊後に機銃4つをボムで上から破壊。中央の2つはボムが当たる位置にいればやられることはなく、後ろ2つの機銃はたまに機銃が向かってくるので、その時だけ退避。後ろの主砲と副砲はボムで破壊です。中盤はホーミング弾と航空機で攻撃してきますが、航空機は上に避ければほぼ避けられます。簡単だからと油断していると、航空機を避けた後のホーミング弾でやられることがたまにあるので、そこは注意しておきましょう。最後は円形に並んだ弾が、自機に向かって次々と飛んできます。これはできるだけ距離をとって縦移動で避けますが、距離が取れない時は、画面端を上にグルっと回る感じで移動すれば大体避けられます。
ゾーンW, Y LITTLE STRIPES
エンゼルフィッシュがモチーフのボス。ラスボスの中では最弱です。序盤はウェーブ弾、5方向弾で攻撃してきて、ある程度時間が経過すると誘導弾も撃ってきます。誘導弾の来ない序盤のうちに後方から尾ビレを破壊してしまえば、怖いものはなくなります。その後、背ビレと胸ビレも破壊したら、誘導弾は撃てなくなるので、後はじっくり頭を狙っていくだけです。下に移動しながらウェーブ弾で攻撃してきたら、下に避けながら頭を攻撃し、次の5方向弾は左上に移動しながら避けつつ攻撃、次に上に移動しながらウェーブ弾で攻撃してくるので、ここは頭上からボムで爆撃。これを倒すまで繰り返すだけです。
ゾーンZ1, V2 MOTHER HAWK
基本的に本体に張り付いて攻撃していれば、ほとんどの攻撃は気にする必要がないですが、定期的にブーメラン状に飛ばしてくるカッターには注意を払いましょう。飛ばしてきそうなタイミングでは本体から少し離れて移動して交わします。しばらく戻ってこないので、その間は攻撃チャンスです。戻ってくる軌道は大体読めるので、安全な位置で攻撃しましょう。本体が右端から離れたら絶好の攻撃チャンス。後方に回り込んで一気にダメージを与えます。ただし、カッターだけには注意してください。
ゾーンX NEHONOGIA
反対から読むとアジの骨。アーケード版の「KILLER HIGIA」(こちらは逆さに読むとアジ開き)から差し替わったメガドラ版オリジナルのボス。攻撃パターンは、身体をバラバラに四散させる分裂攻撃と、小骨によるブーメラン攻撃、2連射する波動弾、バラマキ弾の4つ。分裂した時に頭だけになっている間は無防備なので攻撃チャンス。登場時も頭だけなので、密着してショットとボムをダブルで撃ち込みたい。最大の難関が小骨ブーメランで、初期装備だと撃ち落とすのは困難で、スピードも遅いので逃げにくい。できれば本体の上で小骨を交わしながらボムで攻撃したい。身体が分裂した状態からパーツが戻ってくる時もミスしやすく、多少運もあるかな?という感じがします。どこから戻ってくるかの法則性が見いだせませんでした。
ゾーンV1, Z2 BIO STRONG
ボスラッシュモードでも大トリを務めるラスボス中のラスボスだけに、ゲーム内最強を誇ります。まずは分身を出してきますが、最初に出てきたのが本物なので見逃さないように。分身は破壊可能ですが、初期装備だと厳しいので逃げに徹しましょう。2回巨大化を繰り返しますが、2回目の時には左に突進してきます。あらかじめ上下どちらかに回避しておきましょう。巨大化している間は動かなくなるので攻撃チャンスでもありますが、分身には気をつけましょう。無理はしないように。次に破壊できない分身が分裂して襲ってきます。これは最上段か最下段が避けやすいです。分身と同軸にいれば当たりません。だたし、隙間がある程度必要なので、天井や地面に近い所に分身が出現した場合は、逆サイドに移動して避けましょう。
裏技
裏技は動画にもまとめてあります。
サウンドテスト
ゲームオーバー後のネームエントリー画面で、「ZTT」と名前を入力します。すると、サウンドテストモードになって、ゲーム中の音楽を聴くことができます。
スペシャルモード
タイトル画面でCボタンを12回押すと、画面下に「SPECIAL MODE」と表示されます。この状態でゲームを開始すると、ザコ敵が出現せずに、中ボスと大ボスとだけ戦うことができます。このモードではゾーンセレクトはできず、アルファベット順にゾーンをクリアしていくことになります。
ゾーンセレクト
タイトル画面で、C、A、C、B、C、A、B、A、B、C、A、C、スタート、の順にボタンを押すと、画面下に「ZONE SELECT」と表示されます。この状態でゲームを開始すると、好きなゾーンを選んでプレイすることができます。
フリープレイ
タイトル画面で、B、B、B、C、A、A、A、B、B、C、C、C、スタート、の順にボタンを押すと、画面下に「FREE PLAY」と表示されます。この状態でゲームを開始すると、好きなだけコンティニューができるフリープレイモードになります。
プレイデータ閲覧
タイトル画面で、A、B、C、A、B、C、A、B、C、A、B、C、スタート、の順にボタンを押すと、画面下に「PLAY DATA」と表示されます。この状態でゲームを開始すると、ハイスコアの、ルートやゲームランクなどの詳細なプレイデータを見ることができます。
無敵
タイトル画面で、A、B、A、C、B、C、C、B、C、A、B、A、スタート、の順にボタンを押すと、画面下に「NO HIT」と表示されます。この状態でゲームを開始すると、自機が無敵状態となります。