発売日: 1999年8月5日
販売: セガ
機種: ドリームキャスト
ジャンル: 経営シミュレーション
価格: 5800円
製品番号: HDR-0022
セガサターンの「プロ野球チームもつくろう!」の続編。年間135試合をこなすのが少々かったるいものの、育成という面では「サカつく」よりは遥かに楽です。このDC初代には致命的なバグがあるらしく、デパートは建てないほういいようです。それから、能力のフローバグもあるとのこと。
アイテムの効用
アイテムを開発することで、様々な恩恵が受けられる。以下が全アイテムのリスト。「もつく」の攻略本からの引用ですが、多分同じだと思います。
- まねき猫(500万円×1ヶ月・桜)観客動員増加
- ほら貝(500万円×1ヶ月・桜)調子最悪の選手の調子が少しアップ
- ゴーグル(500万円×1ヶ月・渡D)デイゲーム時の守備力少しアップ
- 赤バット(5000万円×1ヶ月・桜渡)巧打力少しアップ
- カンガルー皮のスパイク(5000万円×1ヶ月・桜渡D)走力少しアップ
- マジックグラブ(5000万円×1ヶ月・桜渡D)捕球能力少しアップ
- 水晶のネックレス(5000万円×1ヶ月・桜渡D)ケガをしにくくなる
- ノートパソコン(5000万円×1ヶ月・渡D)キャッチャーリード少しアップ
- グラウンド整備車両(3000万円×4ヶ月・D)体力の回復量アップ
- 銀の天秤(1億円×4ヶ月・桜渡D)トレード成功率アップ
- ゴッドハンド(1億円×4ヶ月・桜渡D)ドラフトで4球団以上競合した時に、くじが1つ見通せる
- 救急箱(1億円×4ヶ月・桜渡D)ケガ発生時のケガの程度が軽くなる
スカウト交渉術
今作からはスカウトはただ見つけるだけではだめで、優秀な選手は好感度を上げて逆指名を取らないと中々獲れなくなっている。成功コメントは、選手の反応で判断できるので、自分で交渉すべし。成功コメントが分かったら、それでずっと交渉するだけ。
- 力説する・・・「燃えてきましたぁぁぁぁ!」「よし!がんばりますか!」「そうでもないでしょう!?」「そんなこと言われても嬉しくないですよ!」
- ほめちぎる・・・「わたしがやるしかないですもんね!」「心をくすぐることをいいますね……」「わたしがそんな言葉にノルと思いますか?」「なに言ってんのよほんとにもう!」
- 世間話をする・・・「なんとなく、心の琴線に触れますね……」「力強いというか、あっさりとしてるというか……」「言葉だけかざってもだめなんですよ……」「そんなこといわれてもどうしろっていうんです?」
- 悩みを聞く・・・「ちゃんとわたしの不安をくんでくれてありがとう……」「言葉をきいて、安心したというか、自信がついたというか……」「球団のせいじゃないんです。単にプロでやっていく自身がないんです」「うーん、スカウトマンがこれでは……やっぱ、プロいくのよそうかなぁ」
- 将来を保証する・・・「安心して働けそうな球団ですね」「自分の自信を崩さない、無難な挨拶に感じました」「甘い言葉誘われてもねぇ……」「危ない危ない。こんな言葉を真に受けてたら、いくつ身があってももたないよ……」
リプレイ日記
一番楽そうな巨人を母体にチーム作り。本拠地はセガ本社のあった大田区に。
つくろう選手は2人まで雇用できるので、ゲームを始める前に作っておくこと。ソニックだけに足の速い選手にしたかったが、序盤なので涙を呑んで即戦力に。
プレコ1年目
施設:グッズショップ、売店×2、トンボ&ローラー、ダンベル&鉄アレイ、パワーアンクル、ティー、まと
トレード:金子誠(ニ)⇔ニ志敏久(ニ)、中村紀洋(三)⇔入来裕作(投)大崎愛(投)、城島健司(捕)⇔松井秀喜(外)、マーク(投)嘉勢敏弘(外)⇔平松一宏(投)
5位 61勝73敗1分 .455 新人王:上原浩治 新人:遠藤一彦(投S)、テイルス(投)
高齢選手には御退場願い、20代の主力級はあらかた確保。とりあえずトレードで戦力アップしていく。練習は結構適当ですがハードに。最初のうちはケガが多いがリセットはせず。トレード要員は調整で。最下位になるとゲームオーバーだと思っていたので後半は結構リセット使った。それってセガサターン版だけの仕様だということに後で気付く。城島と松井のトレードは結構アツかったが、やはりキャッチャーは重要かなと思い、思い切った。1年目の最終的なレギュラーは写真の通り。横浜ベイスターズが優勝。
プレコ2年目
施設:球場増築(2万人)、売店1、テーマパーク
トレード:岩村明憲(三)⇔元木大介(三)、山部太(投)梶田健二(三)⇔小田幸平(捕)、木村拓也(外)野村文夫(投)⇔池原誠人(一)、加藤初(投)⇔木村拓也(外)
5位 59勝75敗1分 .440 最多勝:小野仁(14勝)、MVP・本塁打王・打点王:中村紀洋(43本・93打点)
2年目は最終節だけリセットしてギリギリの5位。つまり実質的には2年連続の最下位です。全体的に手応えは悪くなかったが。横浜が2連覇した。
プレコ3年目
施設:マッサージ室
優勝 90勝45敗 .667 MVP・最多勝:岡島秀樹(17勝)、打点王:中村紀洋(96打点)、新人王:テイルス
3年目は面倒くさくなってトレードを全くせず、2年目に獲ったつくろう選手のテイルスが留学から帰ってきて15勝の活躍をした以外には、大してメンバー的には代わり映えしなかったが、いきなり強くなった(笑)。2位の広島に13ゲーム差を付けてブッチギリ。ここまで急変した理由が分からんが、つくろうシリーズあるあるです。日本シリーズはダイエー相手に互角だったが、あっさり優勝した。もう1年やるのやだったので1回リセットしたけど。
湯川元専務で三冠王を目指す
非売品の体験版を使うと架空日本人選手として登場する故・湯川元専務をひたすら鍛えて三冠王にした全記録です。
裏技
裏技は動画にもまとめてあります。
グラウンドの監督視点
まず、グラウンドへ行って「れんしゅう」にカーソルを合わせる。そこで、LとRトリガーを引きながらAボタンを押す。すると、グラウンドを自由に歩き回って、選手たちの練習風景をのぞける監督視点になる。しかし、こまめに見て回っても選手たちの練習の効率が上がるなどの効果はない。
宇宙人をつくろう
何年目でもよいので、宇宙選抜チームとの対戦経験があるプレイデータ(勝敗はどちらでもよい)をロードしたら、ソフトリセット(4つすべてのボタンを押しながらスタートボタンを押す)する。そのままゲームを起動したら、タイトル画面で「選手をつくろう」を選択する。すると、宇宙人選手特有のパーツが追加されている。
グラウンドにホタル&幽霊が
6月に練習を見て終わらせた後、試合を進めずにオフィスとグラウンドを何回か行き来する。すると、グラウンドが夜になり、ホタルが飛んでいるという幻想的な光景を見ることができる。また、7月と8月によるのグラウンドへ行くと、幽霊がグラウンドを徘徊しているシーンを見ることができる。ただし、これらのイベントは選手たちの成長に何か影響があるわけではない。
「プロ野球をためそう!」で追加選手登場
東京ゲームショウ'99春で配布された「やきゅつく&あそぼう」の特別版「ためそう」。このソフトをプレイしたことがあるドリームキャスト本体で「やきゅつく」をプレイすると、花山菊夫、蛙谷麟之輔、湯川英一の3人の選手が、ゲーム中に登場するようになる。花山と蛙谷は入団テストで、湯川専務は新人探索で発見できる。どの選手も人気が高く、実力もかなりのもの。
参考文献
プロ野球チームをつくろう! コンプリートガイド 完全解明編(アスペクト)
プロ野球チームをつくろう! ガイドブック システム・データ解析編(アスペクト)
プロ野球チームをつくろう! パーフェクトガイド(ソフトバンク)