
『ゲイルレーサー』は、1991年に
セガがアーケードでリリースしたレースゲーム『ラッド
モビール』を
セガサターンに移植した作品で、1994年12月2日に発売されました。
アメリカ大陸を横断する壮大なレースをテーマに、ロサンゼルスからニューヨークまで全18コースを駆け抜け、1位を目指します。オリジナル版の雰囲気を継承しつつ、ポリゴン化された多彩な敵車や各ステージに登場するライバル車とのバトルが追加され、ゲーム性に新たな魅力を加えています。さらに、
タイムアタックモードや2P対戦モードを搭載し、遊びの幅が広がりましたが、背景オブジェクトの簡略化、ステージ間のローディングによるテンポの悪化など、アーケード版とは異なる点も多く、賛否両論を呼びました。
作品データ
海外タイトル |
未発売 |
発売日 |
1994年12月2日 |
発売元 |
セガ |
開発元 |
セガ |
機種 |
セガサターン |
ジャンル |
レーシング |
プレイ人数 |
1~2人用 |
媒体(容量) |
CD-ROM(1枚) |
価格(税抜) |
6800円 |
型番 |
GS-9003 |
周辺機器 |
レーシングコントローラー対応 |
備考 |
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雑誌レビュー |
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読者レース |
5.3789 |
ゲーム成績表 |
19.37 |
推定売上本数 |
19万0060本 |
オープニング&エンディング動画
www.youtube.com
ゲームの流れ

基本的にこのゲームには緻密な操作は求められていません。アクセルは常にベタ踏みでいいです。壁に当たっても問題なし。但し、敵車や一般車にまともに衝突するのだけは避けなければなりません。これをやると完全に停止してしまい大きなタイムロスになります。ズレて当たれば多少減速するだけで、当たり所によっては減速すらしません。この辺の当たり判定の胡散臭さも低評価の大きな要因です。センターライン上で走っていればまともに当たることはないので、基本はこれですね。出現位置が一定っぽいので、覚えればいいのですが、そこまでやり込むゲームでもないですから。
要注意ステージ
AREA 1-2 MOJAVE DESERT

ここはステージ開始直後に交差点があり、4台の車が横切りますが、右側から抜ければ大丈夫です。また、ここは2車線なのですが、左側からは対向車が来ます。なので、前の車を追い越す時は、多少減速してしまいますが、写真のように、右側のダート上を走って抜くのが安全です。自信があれば対向車線を使っても構いませんが。
AREA 2-3 ROCKY MOUNTAINS

相手は大型トラック1台ですが、2車線と狭い上に左側は崖になっているので、慣れないうちは難所となります。おまけに左車線からは対向車も来ます。崖に落ちないためにも、右の崖に当たってでもできるだけ右車線をキープしたいところですが、あまりもたついてると、後ろから大型トラックに追いつかれて崖下にはじき落とされるので、中央をキープするのが常道です。ただし、慣れてしまえば残り時間を稼げるボーナスステージになります。
AREA 4-2 SPRINGFIELD

ここはスタート直後に転倒している大型トラックにぶつかると、何故か線路に出ます。うしろから列車が追ってきますが、普通に走っていれば追いつかれることはまずないのでご安心を。途中で道路に出られますが、そのまま真っ直ぐ線路を走っていればOKです。他にもこういうショートカットがあるのかもしれんね。
トンネル系ステージ全般

何度か登場するトンネル内のステージ。ここがこのゲーム最大の難所と言えるかもしれない。暗いので視界が狭い上に、結構いやらしい位置に遅い一般車が配置されているのでぶつかりやすい。ここではアウトインアウトとかやってると、その罠に捕まりやすいので、できるだけ中央付近で走っていた方がよいだろう。ま、後半になるとタイム的に余裕が出てくるので多少ミスっても問題ないですが。
AREA 5-3 COLUMBUS

ここで写真に出てるように2位と3位の車が出てくるのだが、こいつらは抜いても抜いても、しつこく抜き返してきます。ここで2位にあがっておかないと、優勝が不可能になる可能性があります。ですので、万全を期すなら2位になれそうもなかったらわざとタイムオーバーになってやり直してもいいかもしれません。ぶつけてスピンさせた方がいいんでしょうか?
マスコットが変化する
車内に下がっているマスコットは、、プレイ中に敵車を100台抜く毎に、テイルスなどの
ソニック系のキャ
ラクターに変化する。恐らく1000台で変わる
スーパーソニックが最後のマスコットかと思われます。
走行中にZボタンを押すと、ク
ラクションを鳴らすことができる。