
セガマークⅢ版「ハングオン」は、体感ゲームの元祖となったセガの名作バイクレースゲームの家庭用移植作です。プレイヤーはバイクを操作し、アルプスやグランドキャニオンなど5つのステージを高速で駆け抜け、敵車を避けながらゴールを目指します。マークⅢの性能に合わせ、3速シフトチェンジが追加され、シンプルながらスピード感溢れるゲームプレイが魅力。専用バイクハンドルコントローラー対応で、アーケードの体感操作を家庭で再現可能です。後に「シェンムー 一章 横須賀」「シェンムーⅡ」や「鈴木裕ゲームワークスVOL.1」にミニゲームとして収録され、完全移植版として新たな世代にも楽しまれました。歴史的傑作をマークⅢで体感できる、セガファン必携の一本です。
作品データ
| 海外タイトル | Hang On |
| 発売日 | 1985年10月20日 |
| 発売元 | セガ |
| 開発元 | セガ |
| 機種 | セガマークⅢ ドリームキャスト |
| ジャンル | レーシング |
| プレイ人数 | 1人用 |
| 媒体(容量) | MY CARD(256KB) |
| 価格(税抜) | 4300円 |
| 型番 | C-502 |
| 周辺機器 | バイクハンドル対応 |
| 備考 | 「シェンムー 一章 横須賀」「シェンムーⅡ」「鈴木裕ゲームワークスVOL.1」収録 |
ドリームキャスト版攻略
プレイ動画
実際にクリアするまでの動画ですが、看板激突の裏技は使っておりませんのであしからず。
基本攻略

レーシングコントローラーも使えることは使えるが、操作し辛いので、パッドでプレイした方が楽でしょう。基本的にブレーキは使わず、きついカーブはアクセルオフで対応です。タイムを縮めるには、カーブで極力減速しないように、きっちりインを突くことが重要ではあるが、敵車はカーブで内に寄ってくる性質があるので、基本は外から抜きます。
1~2面

2面までは、基本ができていればさほど難しくはない。ちょっと重要なポイントとしては、ゲームオーバーになったら、そのままやり直すのではなく、一度ゲームを終了させてからやり直すことを挙げておく。というのも、2度目以降は敵車の出現パターンが変わってしまうからである。だんだんずれてきて3面以降は、毎度同じパターンというわけにはいかないが、2面あたりまでなら一定のリズムで走れて楽です。
3面

夕焼けの3面。この変からコースも難解になり、敵車も増えてきます。この辺からはある程度はコースを頭に叩き込んでおかないと厳しいでしょう。
4面

4面には有名な看板激突の裏技がある。前半部分のコース左に、「HANG-ON」という看板が並んでいるが、ここの「G」の文字の看板に激突することで、制限時間を20秒増やすことができます。遅く走れば当たる確立は増えるでしょうが、激突によるタイムロスなどを考えると、それではあまり意味がありません。最高速のまま一か八かでブチ当てる必要があります。ハイスコアを狙うなら必須ですが、クリアだけを考えるなら、ここまで無傷で来てるなら素通りした方がよいかと思います。
最終面

最終面はコースは比較的簡単ですが、敵車がわんさか出てきます。とはいえ、外からがんがんブチ抜いていけばよい。

というわけでゴールしました。ちなみに、私がシェンムーのネットランキングで入賞した時のスコアは3966万0100点です。今はもう無理。
セガマークⅢ版
マークⅢ版のハングオンは、ほとんど別物のゲームです。
プレイ動画
オリジナルとの違い

マーク3版では、BGMがないのが大きな特徴。後発の全機種版はこれより更にグラフィックはしょぼいが、きちんとBGMは鳴っていた。それからギアが3段階あって、当然自分で操作する必要があります。敵車は幅寄せしてきませんが、レベルを3にすれば幅寄せしてきて、少しはハングオンらしくなる。そして、どんなカーブでも減速しなくては曲がれない。

マーク3版は、敵車にちょっとでも触ると爆発するんですよね。今やると笑っちゃうなw。カーブはゆるいカーブはアクセルオフ、きついカーブはブレーキングというのが基本だが、きついカーブに敵車が絡んできた時は、シフトダウン(敵車と同じスピードになる)してもよい。とにかく無理をしないことがポイントだが、結構な回数爆発してもクリアできてしまったりもする。

1周してもエンドレスにゲームが続くのもオリジナルとは違うところです。6周目まで続くのは確認しました。
全機種版

ちなみに全機種版はこんな感じ。基本はマークIII版に準規しており、グラフィックこそかなりアレでナニですが、こちらはBGMがちゃんと鳴るので、むしろこっちの方がハングオンっぽいです。BGMって重要ですね。