SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

AZEL -パンツァードラグーンRPG- ストーリーダイジェスト

名作RPGAZEL -パンツァードラグーンRPG-」のストーリーをダイジェストで紹介します。

栄華を誇った文明が滅んで数千年……。かつての力を失い、自らが産み出した攻性生物に怯えていた人類は、急性期の技術を手にした帝国の出現によって再び我らの時代が来たと歓喜した。しかし力は欲望を生み、欲望は戦乱を生む。更なる力を求めるようになった時、新たな脅威が襲来するということを、人々はまだ知らずにいた……

エッジは傭兵団の隊長に実戦への参加を認められ、今は帝国の発掘所の警備をしている。退屈な仕事にうんざりしていたところ、遺跡に攻性生物が出現した。

初めての実戦の中、攻性生物の攻撃で開いた穴から、エッジは壁に埋まっている謎の少女を発見した。

どうにか攻性生物を落下させることに成功したエッジは、隊長、ルーアと共に遺跡から脱出。しかし、そこで待っていた仲間であるはずの帝国軍により、二人は射殺され、エッジも後頭部を殴られて意識を失ってしまった。

目を覚ますと、軍の戦艦が、壁に埋まった少女を運び出していた。エッジはそれを追いかけたが、銃で狙撃されて谷底へと落下してしまう。再び目が覚めると、今度は攻性生物の大群に襲われる。そこへ上空から無数の光線が降ってきて、攻性生物を一網打尽にしてしまった。そして、一匹のドラゴンが舞い降りる。すると、エッジの頭の中に様々なイメージが流れこんできた。 エッジはドラゴンに促されるまま背中に乗って遺跡から脱出したのでした。

発掘所の入り口では隊長が倒れていた。隊長は、クレイメンを追うようにエッジに指示を出した。奴らが持ち去った遺物を奪還しない限り、エッジが帝国軍に追われる身となるだろうと。そして、エッジに世界地図を渡すと息を引き取った……

溪谷の奥深くへと進むと、巨大攻性生物べモスに襲われている男を発見した。エッジはべモスを倒して男を救い出した。男の名はガッシュといった。盗掘集団シーカーの一員である。ガッシュに頼まれ、エッジは近くにあるカイナスの村へと連れて行ってあげた。しかし、村は攻性生物の襲撃によって廃墟と化していた。どうやら、クレイメンが砂漠に向かったため、溪谷にいた攻性生物が襲ってきたようだ。ガッシュ達は、「絶対の客人」と呼ばれる人物を探して旅をしているらしい。

エッジはガッシュと共に砂漠へと向かい、ハイシュ&ハイガを倒して砂漠を抜けた。その戦闘中にドラゴンが変形能力を発揮したが、それを見たガッシュが何かを言いかけてやめた。

砂漠を抜けるとガッシュとはお別れ。ガッシュは近くのキャラバンをエッジに紹介し、そこで役に立つからと青いペンダントをくれた。ガッシュに紹介されたキャラバンに行ってみると、どうやら、クレイメン達らしき部隊が数日前に現れて、武器や薬品を略奪していったようだ。そして、北にある禁止区域に向かったらしい。

禁止区域で遂にクレイメンの艦隊に追いついた。だが、クレイメンの旗艦を撃破したものの、艦内にクレイメンの姿はなかった。どうやら、この艦隊は囮だったようだ。そこへ、今度はアトルムドラゴンが飛来。そこに乗っていたのは、クレイメンが遺跡から運び出したあの少女アゼルでした。エッジは説得を試みたが、彼女はクレイメンのために戦うと言って攻撃してきたので、やむなくこれを撃退したのだった。

エッジは、キャラバンで攻性生物のいない平和なゾアの森があるという情報を聞きつけたので行ってみる。ゾアの街で、塔について詳しいパェットという男に話を聞いたが、禁止区域の北のゲオルギウスにある旧世紀の機械を取ってきたら教えてくれると、取り引きを持ちかけてきました。

エッジは、ゲオルギウスで旧世紀の船を発見。シップパーツを手に入れてパェットのところへと戻った。エッジはパェットにシップパーツを渡したが、ガラクタ呼ばわりされて突っ返されてしまった。ゲオルギウスに戻り、船の中に入ってみると、中に誰かが侵入した形跡があった。そこで目にした物は、帝国軍の姿とドラゴンであった。

帝国軍に見つかり捕まったエッジは激しい拷問を受ける。帝国軍もクレイメンを追っているようだ。そこへガッシュが助けに来てくれた。

ドラゴンに乗ったエッジは、ガーディアンドラゴンを運びだそうとしている帝国軍の軍艦を攻撃。その最中にガーディアンドラゴンが目覚めてしまうが、これを撃退して事無きを得た。

パェットのところに新しいシップパーツを届けに行ったエッジだったが、旧世紀の記録機械を使って俺とドラゴンの活躍を見ていた彼はえらく興奮していた。そして、ドラゴンを見せることを条件に塔の情報を教えてもらった。塔へと続くウルの遺跡もこの機械で見つけたらしい。そこにはアゼルが乗っていたドラゴンの姿も映っていた。

ウルの移籍へと向かうエッジ。そこには帝国軍の艦隊もいて、かつて仲間を殺した男ツァスタバの姿もあった。だがエッジは、帝国軍やガーディアンとの死闘をくぐり抜けて、ウル遺跡の解放に成功した。

そこへアゼルの操るアトルムドラゴンが再び現れた。遺跡の上空で激しくぶつかり合う2匹のドラゴン。2匹のドラゴンは墜落し、エッジとアゼルも遺跡の中へと落下してしまった。

エッジが気が付くと、近くにアゼルがいた。エッジは慎重に銃を構えたが、今はここを無事に脱出するのが先決であると言うアゼルの提案に乗って、二人で行動を共にすることに決めた。

途中に巨大生物の実験場があり、ドラゴンの失敗作が大量に破棄されていた。アゼルの話では、ドラゴンは人工的に作られてものらしく、攻性生物と同じなのだという。そしてアゼル自身も……

どうにか地上直通のエレベーターに乗ったものの、攻性生物の追撃を食らって2人とも外へと放り出されてしまった。しかし、落下していく2人をドラゴンが救った。

タム・バシレウスを倒して遺跡からの脱出に成功。別れ際、クレイメンの邪魔をするなら殺すと忠告し、アゼルはアトルムドラゴンに乗って去って行った。

ゾアの街には帝国軍の姿があった。帝国軍が侵攻してきて、ゾアに降伏を迫っていたのだ。そしてエッジは、見知らぬ男から、神聖区への通行許可証をもらった。ゾアの有力者であるバイマンがエッジに話があるらしい。バイマンはパェットの父親らしいし、大方の想像はつく。

予想通り、パェットからドラゴンの話を聞いて知っており、帝国軍と戦って欲しいという依頼であった。何やら下心もありそうだったが、遺跡に関する手がかりも掴めそうだったので、エッジはその依頼を引き受けた。

帝国軍の駐屯地を急襲したエッジは、中央の巨大司令塔を破壊し、その報復に発射された特0号噴進弾ヴァラーハを撃破して、ゾアの街を危機から救った。

ゾアの街へ戻ると、バイマンは街の司祭に成り上がっていた。まんまとエッジはだしに使われてしまったようだ。パェットから受け取った差出人不明の手紙に指定されていた場所へ行ってみると、そこに何とクレイメンが現れた。しかし、途中でパェットが邪魔に入ったため、結局何の用だったのかは分からなかった。

約束通り、旧世紀の遺物である「護り火」を見せてもらい、そこでメル=カヴァの所在地を突き止めたエッジは、早速出発。見事メル=カヴァを粉砕した。

そこへ再びアゼルのアトルムドラゴンが現れた。宿命の対決を制したエッジは、ドラゴンと共に地上へと落下したアゼルを救出。

すると今度は、ゾアの街の上空に帝国軍の艦隊が出現。皇帝砲と呼ばれる主砲の一撃で、ゾアの街は消し飛んでしまいました。パェットは大丈夫なのか?

エッジは帝国軍艦隊に戦いを挑んだが、旗艦グリグオリグの皇帝砲の前に悪戦苦闘。と、そこへクレイメンの艦隊が出現した。艦隊を率いていたのは、かつて隊長を殺したツァスタバだった。エッジを挑発して一騎討ちを挑んできたツァスタバは返り討ちにされてしまったが、それは、自分を犠牲にしてエッジに仇を取らせ、クレイメンに協力してもらおうとする演技であった。エッジはアゼルを連れて、クレイメンの待つ塔へと向かう。

塔の中でエッジとクレイメンが対面する。そして語られる真実。この塔は、旧世紀の人間よって造られた、人類を滅亡から守るための管理システムであった。環境の維持・再生や、攻性生物による生態系の管理が行われているのだ。つまり、攻勢生物とは、貪欲な人類の自滅を防ぐための自助兵器だったのです。ただ、旧世紀の人間にもそれに反対する者がおり、この塔のコントロールを奪うためにアゼルは作られたそうだ。クレイメンは、旧世紀の使命から解放し、新たな目的を与えるためにアゼルを強奪した。と、そこまで彼が語ったところで帝国軍の艦隊が攻めてきた。全ての力を手に入れようとする帝国軍を止めることができるのはエッジだけだと、クレイメンは言う。エッジは葛藤の中で帝国軍に立ち向かっていった。

クレイメンの指示に従って塔の最上部へと出たエッジは、そこで戦術揚陸母艦バリオーを撃墜した。しかし、それは帝国軍の囮であった。帝国軍の本隊によって、塔の地下を占拠されてしまう。

急いでクレイメンの元へと戻ったエッジだったが、既にクレイメンは囚われの身となっており、その目の前で帝国軍の皇帝が勝ち誇っていた。

最後の抵抗を試みて、皇帝に向けて銃を放つクレイメンだったが、逆に皇帝の銃撃を受け重傷を負ってしまった。そして、皇帝はアゼルに向かって塔の力を解放するよう命じる。だが、大切な人を傷つけられたアゼルの絶叫は、塔のシステムを復活させてしまう。そして、頭上から降ってきた攻性生物の一撃で、皇帝はあっけなく殺されてしまった。

攻性生物は、帝国軍の兵士を次々と倒し、その牙をエッジ達にも向けた。そして、クレイメンもエッジに後を託して、その命を散らせてしまう。エッジは攻性生物をどうにか倒し、気絶したアゼルを連れて塔を脱出した。

ガッシュから連絡を受けたエッジは、彼の待つシーカーの里へ向かう。ガッシュ達がアゼルを目覚めさせるための処置をするというので、アゼルを預けることにした。ガッシュから真実を聞かされる。シーカーは表向きは盗掘集団だが、その目的は塔を含めた旧世紀の遺跡の破壊であったことを。この組織を束ねているのがガッシュだった。エッジとガッシュが出会ったのも偶然ではない。塔によって人類は滅亡から救われていはいるが、それは自分達が生かされているだけなんだと、ガッシュが熱弁する。彼らは旧世紀の呪縛からの解放を求めていた。そして、そのためには、アゼルと絶対の客人であるドラゴンの力が必要であると。

編み人ザドクの話では、ドラゴンでこの世に散らばっている全ての塔を破壊するためには、通常数百年の時間がかかるだろうという。だが、全ての塔に通じるセストレンを破壊すれば、全ての塔は機能を停止するらしい。そのセストレンへの道を開くには、アゼルの力が必要なのである。

アゼルの様子を見に行くと、丁度目が覚めたところだった。アゼルは、クレイメンの最期を知ってショックを受ける。そこへ攻性生物と奴らに乗っ取られた帝国軍旗艦グリグオリグがシーカーの里へと接近してきた。一人にして欲しいと言うアゼルを残して、エッジも攻性生物の迎撃へと向かう。ここで初めてエッジはアゼルに自分の名を名乗る。そしてアゼルはエッジにお礼を述べたのでした。

苦闘の末に、寄生グリグオリグを撃破。シーカーの里に戻ると、アゼルが行方をくらませたというので、その行き先と思われるウル遺跡へと向かう。そして、生体兵器実験棟の奥で、攻性生物に襲われていたアゼルを無事救出した。アゼルは、自分の出生について思い悩んでいるようだ。

シーカーの里は壊滅的なダメージを受けていた。今の戦力では戦えないと判断したガッシュは、再起を図るため、この里を捨てて、新たな安住の地を探すことに決めた。エッジも誘われたが、彼はドラゴンとともに塔へ行くことを望んだ。そして、アゼルもセストレンに行って真実を確かめて欲しいと願う。こうして、エッジとガッシュは、初めて出会った溪谷で再会することを約束して別れたのであった。

アゼルと共に塔へ突入。塔を守るガーディアンを全て倒して最下層へ。アゼルは、自分と同じように旧世紀の人間に使命を果たすためだけに作られていたガーディアン達に共感し、憐れみを感じていた。自分は何故人の姿に作られ、このような感情を持っているのかと、アゼルは自問自答している。エッジは、アゼルは人間になったんだと言って励ました。

最後のエレベーターの前でもう一度お互いの意思を確認し合う2人。勿論、その決意に微塵の揺らぎも無かった。コントロールルームに入ると、アゼルはカプセルの中に入ってシステムを起動させた。どうやら、アゼルはガッシュ達のために、塔を爆破させるつもりのようだ。アゼルの意志は固く、エッジは必ず戻ってくると約束して、一人でセスとレンへと向かうのだった。

まずは5体のドラゴンの手荒い歓迎を受けたが、これをどうにか撃退する。

セストレン登場。 「排除する…あの時と同じに。排除する…誤った意志も…『絶対の客人』も!」 あの時?

セストレン・エクスシスの周りの光を撃つ度に、どこかで見た光景が広がった。過去作のシーンですね。バーサーク撃ちまくりでセストレン・エクスシスを撃破。

「旧世紀の残した遺跡、全ては今、私と共にある…。さあ、私を殺してくれ『絶対の客人』よ。…そのために私は帰ってきたのだ」 「絶対の客人?それってドラゴンの…」 「そうではない…」 「どういう意味だ?」 「私は『絶対の客人』を導く存在にすぎない。旧世紀の呪縛を解き、世界を再び人の手に戻せるのは、外の世界よりドラゴンに導かれた者…『ばにい』…君だけなのだ」 え?何?俺? 「さあ、…ボタンを押してくれ…少年、エッジに宿りし魂…『ばにい』よ」 んじゃ、ポチっと
 
そうか、君が僕の中に…君こそが『絶対の…。
 
エッジを探してあてのない旅を続けるアゼルの姿が……
 
(おしまい)