SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

スーパーリアル麻雀グラフィティ

発売日: 1995年11月24日
販売: セタ
機種: セガサターン
ジャンル: 脱衣麻雀
価格: 8800円
製品番号: T-16504G

脱衣麻雀という日陰のジャンルを一気にメジャー化した「スーパーリアル麻雀」シリーズの初期3作品をカップリングしたソフト。当時としてもかなり古臭い絵で、アニメーションや演出なども物足りないものの、X指定なので脱衣シーンも完全再現されています。収録されているのは「2」から「4」の3作品だが、初代の「スーパーリアル麻雀」はエロ要素のない普通の麻雀ゲームでした。

脱衣ムービー集

脱衣シーンを集めた動画です。

キャラクター別傾向と対策

ちなみにサターン版は、思考ルーチンが統一されているようなので、作品ごとに思考ルーチンが違ったりすることはないようです。

ショウ子(スーパーリアル麻雀PⅡ)

手役は平和が多く、かなりオーソドックな打ち回しをしてきます。特徴的なのは、ツモ和了りの多さとドラの多さで、14回の和了りのうち、実に13回がツモ和了りでした。ドラも14回の和了りで25ということで、ドラを暗刻っていることもよくありました。どちらかというと、表のドラよりも裏ドラがよく乗る感じです。和了りの時に、立直、自摸、ドラ(複数)がセットになっていることが多いので、満貫以上になることも多く、大きな手役が無い割りに平均打点も高めです。

芹沢香澄(スーパーリアル麻雀Part3)

「Ⅱ」のショウ子と比べると、和了率がかなり向上していますが、麻雀の傾向としては非常に似ています。平和が多くて役牌で和了ることがほとんどない手役の傾向は全く同じで、ショウ子ほど極端ではないものの、ツモ和了りが多くてドラもよく絡みます。強いて挙げれば、ダマテン率の高さが特長かもしれませんが、それも「麻雀天使エンジェルリップス」と比べれば大人しいものです。

芹沢未来(スーパーリアル麻雀Part3)

さすがは姉ということで、妹と非常に似たような傾向です。ということはショウ子とも似ているので、これ下手したらPⅣの全員もこんな感じかもしれないと、この時点で感じていました。しかしながら、ドラの乗り方がこれまでの2人とは別格で、平均ドラ数も2を越えてます。ドラ5とかドラ6なんかもよくありました。三倍満も1回あったのですが、その時の手が立直、一発、自摸、平和、断么、一盃、ドラ6で、あと一翻で数え役満でした。

愛菜スーパーリアル麻雀PⅣ)

やはり予想通りに、PⅣも全く傾向は変わりません。一番手の割りに、和了率も平均打点も前作のラスボスである未来に若干劣る程度の強さ。とにかくリーヅモドラ3がやたら多い印象です。

やはり、麻雀の手筋はこれまでとほぼ同様です。しかし、ドラの乗りがさらに良くなった感じで平均ドラ数はここまででトップ。暗刻の牌が表と裏両方ドラでドラ6というパターンを何度も見ました。和了率は妹より低かったものの、平均打点も全体でトップと、姉の貫禄を見せつけました。手役は、これまで全員平和がトップでしたが、初めて断么が上回り、一盃口も多く、ドラだけでなく手役が多く絡んだのも平均打点を押し上げる要因になっています。また、これまでの4人は、平和、断么九、一盃口七対子以外の役を和了ったことがありませんでしたが、初めてそれ以外の役(混一色)も和了りました。

香織

和了率は妹2人よりも高かったものの、平均打点が低くてスケールダウンした感は否めません。一応ラスボスなんですけどね。その要因はドラの乗りの悪さで、妹2人がドラ5、ドラ6当たり前だったのに対し、長女はドラ4が1回あっただけで、ドラ2やドラ1で終わることもありました。ただし、平均リーチ速度と和了速度は、グラフィティのキャラでは圧倒的な最速で、手の仕上がりは速かったです。全体的な麻雀の傾向はやはり同じようなものですね。

まとめ

思考ルーチンを統合しているというのを裏付けるように、全ての作品で打ち筋の傾向はほぼ同じという結果になりました。傾向としては、ツモ和了りが異常に多く、ドラがよく乗る。しかも、表のドラではなく裏ドラがよく乗り、暗刻がモロ乗りすることがやたら多いです。立直、自摸、複数のドラがほぼセットになるので、手役は平和系統が多いにも関わらず、必然的に満貫以上になることがやたら多い。ただ、ダマで和了ることも多く、表のドラがあまり乗らないこともあって、その場合は手が安くなります。また、役牌で和了ることが異様に少なく、5人合わせても150局で6回しかありません。字牌は基本安全牌と考えていいでしょう。

裏技


www.youtube.com

裏技は動画にもまとめてあります。

PⅤのキャラのデモが見られる

「PⅡ」のオプション画面で、右、下、右下、Aの順にボタンを押す。すると、「PⅤ」のみずきのビジュアルを見ることができる。同様に、方向ボタンを上から時計回りに1回転させた後にAボタンを押すと綾のビジュアルを、方向ボタンを上から反時計回りに1回転させた後にAボタンを押すと晶のビジュアルを見ることができる。

「PⅣ」で対戦相手を選択

「PⅣ」でゲームを開始したら、最初のデモが流れている時にYとZボタンを押して、対局が始まるまでそのまま押し続ける。すると、いきなり2人目の悠から対戦することができる。また、同様の手順で、LとXボタンを押し続けた場合は、3人目の香織からの対戦となる。