発売日: 1996年3月8日
販売: サミー工業
機種: セガサターン
ジャンル: 脱衣麻雀
価格: 6800円
製品番号: T-2402G
アーケードの脱衣麻雀ゲームの移植版で、新キャラのメガネっ娘が一人追加された他、秘蔵写真を見ることができるオリジナルのフリー対戦モードや、オープニングムービーも新たに追加されています。キャラクターデザインは、後に「セイバーマリオネット」などで監督を務めた下田正美氏が担当していました。最大のウリ文句だったのが、「上がった点数によって脱ぎ方が変わる業界初のマルチ脱衣システム搭載!!」。誰でも思いつきそうなシステムですが、意外にありそうでなかったのでしょうか?
脱衣ムービー全集
マルチ脱衣システムのおかげで、脱衣シーンをコンプするのが大変でした…。
キャラクター別傾向と対策
大月かおる
和了率は平均打点ともに、他の2人と比べて明らかに低い。ダマテンと自摸和了りの多さは全体的にいえるこのゲームの傾向で、立直をかける時や和了る時が終盤になってからが多く、平均リーチ速度と和了速度が遅いというのも全体的な傾向です。手役は三暗刻と一盃口が多いが、これも全体的に言える傾向で、自分の手牌を見ても、配牌で複数の暗刻があったり、一盃口がすでに出来上がっていることがよくあるので、納得の結果といえます。
松原麗美
役満を4回和了するなど、トータル25万点超え。タイマン型麻雀ではトップクラスの成績なのだが、もう1人があまりにもチートすぎて、これでも地味に見えてしまうから恐ろしい。清一4回混一2回と、染め手の多さも目立ちます。
井上由香
セガサターン版オリジナルのキャラクター。トータル60万点オーバーという、これまでデータを取ってきた中ではダントツのトップという結果に。役満も過去最多の12回を数え、平均点も過去2番目の高さです。四暗刻と三暗刻が手役のワンツーということで、とにかく暗刻ります。しかも、一九字牌がよく暗刻るので、四暗刻とのダブル役満もよく見かけます。和了速度が遅めなのが唯一と言っていい付け入るスキで、10順以内に和了ることは滅多にありません。ただ、高確率で和了するので、10順過ぎたらいつでも和了られる恐怖が待ち受けます。
まとめ
セガハードのタイマン雀士では史上最強クラスのメガネっ娘が目立ちますが、麗美さんもかなり手強い部類なので、難易度はかなり高いです。ただ、フリーコンティニューなので、ゲームをクリアするのは普通の脱衣麻雀よりはキツイというだけです。しかしながら、ここでマルチ脱衣システムという独自のシステムが立ちはだかります。点数によって脱ぎ方が変わってしまうため、全部の脱衣ムービーを見るのは至難の業といえます。全体的な傾向としては、10順以内にほとんど立直をしてこないし和了ることもないですが、たまに2巡目立直とかしてくることもあるので油断はできません。ダマテンが多く、自摸和了りの確率がやたらと高いのも大きな特徴です。ダマテンが多い割りに平均打点が高いのは、勿論、役満が多いというのが最大の要因ですが、染め系やチャンタ系、暗刻系といった点数の高い手役がよく絡むため、役満じゃなくても跳満以上の手になることが多いです。
裏技
オプションに追加項目
難易度「普通」以上でストーリーモードをクリアする。すると、オプションに「想い出」の項目が新たに追加される。ここでは、それまでに見た脱衣シーンなどを見ることができる。