海外タイトル: Black Belt
発売日: 1986年7月20日
販売: セガ
機種: ゴールドカートリッジ
ジャンル: アクション
価格: 5000円
製品番号: G-1303
同名の人気アニメを題材にした横スクロールアクションゲーム。数ある北斗の拳ゲームの中でも最高傑作との呼び声も高い名作。ソニックの産みの親である中祐司氏がプログラムを担当していた。登場するボスはもちろん、その倒し方まで原作を再現しており、ファンなら思わずニヤリとしてしまうだろう。
ゲームの流れ
前半の雑魚戦は、大量の雑魚を蹴散らして、合間合間に中ボスと戦っていくというパターン。雑魚の中にはジャンプする敵がいたり、空から襲ってくる鷲がいたりと、1面と3面以外は気が抜けない。タイムが80秒のところで大ジャンプ(下に入れてからジャンプ)すると体力全快のアイテムが(1秒が結構長いのでタイミングは難しくない)、2面と5面の建物の上にあるライオンの口をパンチすると一定期間無敵になるアイテムが出てくるので、これらも活用するとよい。
ボスをノーダメージで倒すと、次の面の最初の画面がスクロールし切らない間に大ジャンプキックをかますと、上空をそのままかっ飛んで、一気にボス戦までワープできる。特に4面の雑魚戦が厳しいので、3面のボスであるデビルリバースは、確実にノーダメージで倒したい。こいつは慣れればほぼ確実にノーダメージで倒せるようになります。
ボス戦解説
CHAPTER 1 シン
1面の最初の難関は4人目の中ボスであるハート(通称ハート様)です。こいつはどてっ腹にパンチを4発連続で打ち込む必要がある。しゃがんでひたすらパンチ連打です。ボスのシンは、なれれば高確率でノーダメージクリアできるようになります。基本は、シンに攻撃を空振りさせてのジャンプキックからの追いパンチです。
CHAPTER 2 カーネル
2面のボスはカーネル。ここもジャンプキックからの追いパンチ連打が基本。3面の雑魚戦は短いし楽勝なので、ここは無理にノーダメージ狙いしなくてもよい。
CHAPTER 3 デビルリバース
3面のボスはデビルリバース。最初の炎攻撃をジャンプで飛び越えたら、後はひたすらジャンプキック→下がって間合いを取る→ジャンプキックのループで倒せます。ここは是が非でもノーダメージでクリアしたい。万が一ダメージを食らったら、わざとやられてしまう方がよいほど。
CHAPTER 4 トキ
4面のボスはトキ。普通にプレイしたらかなりの難関だが、左端に寄ってひたすらキックを連打していればギリギリクリアできる。
CHAPTER 5 サウザー
5面のボスはサウザー。アクション的には一番難しいかも。こいつは頭部(ジャンプキック)→胸部(立ちパンチ)→腹部(しゃがみパンチ)→足(じゃがみキック)の順番に攻撃を当てることを2回繰り返した後、サウザーがジャンプして突っ込んでくるところに、カウンターで大ジャンプキックを当てるという、決まった手順で攻撃を当てないと倒せません。理不尽すぎます。
CHAPTER 6 ラオウ
最終面のラスボスはラオウです。この面は雑魚戦はなく、いきなりのラオウ戦。基本はジャンプキックからの追いパンチですが、間合いがかなりシビアです。ラオウがジャンプしてきたらキックで蹴り落とすのですが、これも結構踏み込んだ間合いで出さないと当たらない。但し、ラオウはガンガン攻撃してはこないので、冷静に間合いを測って戦えば、激烈に難しいということもない。
裏技
裏技は動画にもまとめてあります。
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HP全快アイテム
画面右上のタイムが80になった時にハイジャンプ(しゃがんでからジャンプ)をすると、画面右上から「E」と書かれたアイテムが流れてくる。これを再取るとHPが全快する。ただし、入手できるのは1プレイ中に1回のみで、ボス戦では入手できない。
無敵アイテム
2面と5面にある門の上部に飾られているライオンの顔をパンチすると、画面右上から「P」と書かれたアイテムが流れてくる。これを取ると一定回数(8回)攻撃を受けてもダメージが入らなくなる。8回分攻撃を受けてもノーダメージ。ただし、入手できるのは1プレイ中に1回のみで、これを出すと先程の回復アイテムは出現しなくなる。
ボスまで一気にワープする
各面のボスキャラをノーダメージで倒して、次の面の開始直後に右上にハイジャンプしてキックを入れると、上空をそのまま飛び続けてボス戦の直前まで一気にワープできる。
隠しステージ
最終面でラオウを倒して、ケンシロウがユリアを抱き抱えながら画面右に消えていくシーンになったら、方向キーを上に20回以上入れると、隠しステージのチャプター7に突入する。隠しステージはボスオンパレードとなっている。