SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

デカスリート

海外タイトル: Decathlete
発売日: 1996年7月12日/1997年6月20日(サタコレ)
販売: セガ
機種: セガサターン
ジャンル: スポーツ(陸上)
価格: 5800円/2800円(サタコレ)/非売品(セガネット)
製品番号: GS-9096/GS-9150(サタコレ)/GS-7110(セガネット)

100m走や走り幅跳び槍投げなどの様々なジャンルの競技を1人で行うという陸上の十種競技を題材にした同名アーケードゲームの移植版。基本的にはハイパーオリンピックと同じようなシステムで、連打やタイミングなどが重要となる。裏技で、当時人気だった「デカスロン」という同じ十種競技を題材にしたマンガの主人公である風見万吉という隠しキャラが登場するが、後にPS2で出たSEGA AGES版ではカットされています。

オープニング&エンディング動画


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各競技の攻略法

オプションのコントローラー設定で、ABCXYZの6つのボタンを全てラン&パワーに割り振り、Rボタンでアクションというボタン配置にする。競技によってスタイルは変わるが、基本的に、コントローラーを縦にして左手でXYZ、右手でABCボタンを連打。アクションボタンは左手の腹で押す感じ。これで連射パッドなどがなくても、人間の限界を軽く突破できます。以下は私なりのプレイスタイルです。

100m走・・・記録を狙うにはスタートが最も重要です。後はひたすら連打してゴールでしっかりポーズを決める。

走り幅跳び・・・完璧な踏切や発射角でも思ったより伸びないこともある。一部のキャラクターは、踏切を結構手前で飛ばないとファールになるというバグっぽいものもあるので注意しましょう。

砲丸投げ・・・回転投げもできるが、難しいので普通にタイミングを合わせて投げた方が確実。連打しながら投げると最大パワーを出しやすいです。

走り高跳び・・・バーからやや離れて角度をあまり付けずに踏み切るか、バー近くで踏み切って角度を付けて踏み切るか、結構悩みどころ。記録出すなら後者?上記の両手打ちだと、走って踏み切って足抜きという動作になれるまで少々苦労する。

400m走・・・ここは右手だけの片手打ちにし、スピードゲージがあまり上下しないように、きれいなタイミングでボタンを叩く。緑と青のゲージの間あたりが目安。直線に向いたら一気にスパート。ここまでにスタミナゲージを2ブロックは残しておきたい。スタミナゲージをきっちり消費してゴールするのがベスト。

110mハードル・・・ここはハードルを飛ぶタイミングがかなり重要なので、多少スピードは犠牲にして、ランは右手の3本指だけに任せる。ハードルはあまり飛ばずにクリアできるタイミングがあるので、それを覚える。ただし、スピードに乗る前にギリギリのタイミングを狙うとミスしやすいので、序盤はあまり無茶しないほうがよさげ。記録を狙うにはスタートも当然重要です。

円盤投・・・人力では厳しすぎるので、コントローラーの方向ボタンの中央のくぼみにドライバーなどを押し当てて、グリグリと回転させる。手の動きに合わせてグリグリを開始するとパワーがあがりやすい。慣れればマックスパワーで飛ばせます。

棒高跳び・・・最初は両手打ちでパワーを上げ、途中から右手のみに切り替えれば余裕でパワーはマックスになる。突っ込みラインをちょっと過ぎてからポールを突っ込みタイミングよくアクションボタンを離してジャンプ。最後にもう一度アクションボタンで手を離してバーを越える。リズムが重要。

槍投げ・・・両手打ちでパワーをマックスに。投げる前にパワーは確定するので打つのを止め、後はファウルラインギリギリで投げられるようにタイミングよくアクションボタンを押す。ベスト角度は45度だが、角度合わせ系の競技の中では最も角度を合わせるのが難しい。プレッシャーに打ち勝て!

1500m走・・・これはどう走るのがベストか分からない。スタミナゲージが赤になるまでダッシュ、休んでゲージを溜めつつ、後ろから走ってくるランナーをガードして押してもらう。パワーが溜まったらまたダッシュ。というのを繰り返してました。これでもそれなりのタイムは出ます。当然もっといい方法はあるはずですが、勢いよく上がってくる敵に当たって大きく前方にふっとばしてもらうのが記録アップのコツなのは確か。

キャラクターランキング


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全結果は動画をごらんください。

1位 風見万吉 12063pts

走り幅跳び(9m37)、円盤投げ(79m35)、棒高跳び(6m30)で1位を獲得。穴のない成績でダントツの総合1位となりました。さすがは隠しキャラです。

2位 ジェフ・ジャンセン 11941pts

砲丸投げ(24m51)でトップ。体重の重さもあって跳躍系の種目はさすがに苦手ですが、投擲系は他と比べてポイント差が出やすいということもあり、総合でも上位にランクインです。

3位 リック・ブレイド 11886pts

トップになった種目はないものの、さすが万能型ということで、どの競技もまんべんなくこなします。走り高跳び棒高跳びがやや苦手です。

4位 アレクセイ・リゲル 11884pts

110mハードル(11秒60)と槍投げ(97m43)でトップ。意外なことに、110mハードルが非常に得意で、これは同じ投擲系のジェフも4位だし、アレクセイは2番手の11秒62も記録しているので、これは偶然では片付けられないでしょう。投擲系はハードルが得意はガチ。

5位 カール・ヴァイン 11831pts

走り高跳び(2m58)でトップになった他、走り幅跳び棒高跳びでも2位と、跳躍系は隠しキャラの万吉を除けばダントツの強さを誇ります。他の競技もそれなりにこなせるので、突き詰めたらもっと上に行けたかも。

6位 フェミ・カディーナ 11763pts

女子選手では最上位。説明書では跳躍系と紹介されていますが、跳躍競技の成績は今ひとつで、100m走で3位、1500m走で2位と、明らかに競走系だと思われます。ジャマイカの選手がそもそも競走系のイメージが強いので、誤植の可能性が高いです。

7位 工藤丈 11749pts

400m(39m87)、1500m(3分18秒79)でトップ、100mでも100分の1秒差で2位と、競走系では圧倒的でしたが、他がからっきしで、男子最下位という結果に終わりました。競走系がポイント差がほとんど付かないというのも影響しています。

8位 エレン・レジアーニ 11709pts

400mと110mハードルで2位を獲得した以外は中位以下で地味でした。

9位 黄莉 11660pts

最下位ですが、100m(8秒86)でトップになるなど、競走系ではなかなかやってくれました。

裏技


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裏技は動画にもまとめてあります。

はさみ跳び

走り幅跳びの競技中、踏み切りの角度を調整している時に、方向ボタンを下、右下、右(いわゆる波動拳コマンド)と入力すると、選手の跳び方がいつもと違うはさみ跳びになる。

走者を弾き飛ばす

1500メートル走の競技中、敵走者のそばで走ってアクションボタンを押す。すると、その走者を弾き飛ばすことができる。ただし、この技を使うと自分のスタミナも消費してしまう。

視点変更

円盤投げか砲丸投げの競技中、円盤、または砲丸が飛んでいる間にLかRボタンを押すと、視点を変更することができる。切り替えられる視点は全部で4種類ある。

飛行船の向きを変更

円盤投げか砲丸投げの競技中、1PパッドのLボタンか、2PパッドのRボタンを押すと、上空を飛んでいる飛行船の進路を変えることができる。

必ずマックスまでパワーが到達

砲丸投げの競技中、選手が投擲の構えに入っている時に、ランボタンを連打する。すると、いつもはなかなか最大値まで到達しないゲージが、必ずマックスまで到達するようになる。ただし、ゲージが上下するスピードは通常よりも速くなる。

前転して走る

100メートル走で自キャラが紹介されている時に、右、左、Xの順にボタンを押す。すると、自キャラが前転しながら走るようになる。また、上、左、下、右、Xの順にボタンを押すと、片足でケンケンしながら走るようになる。記録的には普通に走るのと変わらない感じがする。

隠しキャラ・風見万吉

10種競技で8500点以上の得点を記録しておき、プレイしたいモードにカーソルを合わせて、Xボタンを押しながらスタートボタンで決定する。すると、工藤丈に代わって、漫画「デカスロン」の主人公である風見万吉を選択できるようになる。