SSSG攻略日記

セガハードを一生遊ぶブログ

アイドル麻雀ファイナルロマンス2

発売日: 1995年8月11日
販売: アスク講談社
機種: セガサターン
ジャンル: 脱衣麻雀
価格: 7800円
製品番号: T-16702G

アーケードゲーム「対戦アイドル麻雀ファイナルロマンス2」の家庭用移植版。当時ゲームセンターによく置いてあった脱衣麻雀ゲームで、オリジナルは対戦もできる脱衣麻雀というのが売りの一つでもあったが、セガサターン版では対戦モードは実装されていない。18禁となっており、オリジナル同様に乳首までフルオープンしています。

脱衣ムービー 

ゲームの流れ

脱衣麻雀にはよくあるイカサマアイテムは標準装備。ただ、このゲームは好きなだけコンティニューできるので、相手の手牌が見える透視ゴーグルとか、相手の和了を1回だけ無効化する緊急脱出ロケットみたいなアイテムはあまり旨味がない。一番使えるのは、ほぼ確実に一発ツモができるメガトン立直棒だと思います。ある程度高い手になったら、これで確実に和了ればステージクリアはほぼ間違いないでしょう。ただ、ツモる前に相手が和了ってしまうというリスクが若干あります。次に使えるのがツミコミンVドリンク。これは買えば買うほど値段が上がっていき、その分手役も大きくなる。6段階目までいけば役満が積み込まれます。後は牌交換シール。1ステージに1枚しか使えませんが、安いので気軽に買えるのが便利。

肝心の麻雀部分ですが、順子(123とか456みたいなの)よりも刻子(222とか444とか)が揃いやすい傾向があり、四暗刻三暗刻をよくテンパります。それもあってメガトン立直棒が余計に使い勝手がいいのです。ですから、順子か刻子で迷ったら、間違いなく刻子狙いでいくべきです。ホントによく刻子が揃うので、対々和狙いでも1枚目はスルーした方がいいです。

相手の点棒を0以下にするか、こちらの点棒が0になる前に3回和了れればステージクリアになります。点棒が0にならない限りはゲームはずっと続くし、3回和了れれば、こちらの点棒が相手の点棒よりも少なくてもクリアです。1回和了るごとに、相手の女の子が服を脱いでいき、3回目で乳首までオープンとなります。一気に相手を飛ばしてしまえば、ボーナスグラフィックもまとめて見ることができる。

3面と6面をクリアするとボーナスゲームに突入。これは麻雀牌を使ったハイアンドローです。指定された牌よりも小さい数字か大きい数字かを当てていく。途中でヤメてもいいが、連続で正解すれば獲得できるゴールドも当然多くなる。3回連続で当てればパーフェクトボーナスがもらえます。失敗しても問題はないでしょうけど。

最後はツミコミンV(マックス)とメガトン立直棒の合せ技で四暗刻を一発ツモ!

親の役満だったので、一撃でラスボスの有紀ちゃんを沈めました。

ヒロイン別の傾向と対策

布川ミク

特別な特徴はないが、ドラが絡むことが多くて平均打点は割りと高め。和了率もかなり高いです。平均リーチ速度が遅いが、残りの自摸が少なくてもテンパれば平気で立直をかけてくる上に、8順以内には絶対に立直をかけてこないのが要因。これはミクちゃんがそうなのではなく、このゲームの特徴です。恐らく8巡目まではテンパっていても絶対に立直はかけません。唯一のダマ和了りは7巡目でした。

浅倉麗奈

とにかく鳴きが多く、高確率で手札を晒してきますが、役がなくても平気で鳴くため和了率が低めに出ています。基本鳴いた時は打点も低いので、明らかに染めているとかでは無い限りは怖がる必要はありません。国士以外は満貫が2回だけで、基本手が安いです。役がなくて海底で和了るというのが2回あって、それが手役のトップとなっています。それもあって平均和了速度もかなり遅くなっています。

伊藤えみ

ハイレベルな和了率で平均打点全キャラ中2番目に高い。自分では麻雀初心者だと言っている割には強いです。目立った特徴としては、一発率の高さ。ただし、5回の一発は全部出アガリなので、これを持って一発に要警戒とも言えないところ。これは他のキャラもみんなそう。次に染め手がやや多め。清一色混一色をそれぞれ3回ずつ和了っています。気になったのは、清一色を立直かけて和了った2回は、どちらも立直の直前に字牌の対子もしくは暗刻落としをしていたこと。このパターンは要注意です。

中条 瞳

伊藤えみりとも似たような特徴で、オーソドックスな中に染め手の多さが目立つといった感じでした。

槙原博美

浅倉麗奈ほどではないが鳴きが多いのだが、こちらも鳴きの半分以上は役なしで鳴いています。和了っても安手なので、鳴いてきた時はチャンスです。バカ鳴きが多い割に和了率はそこそこ高いものの、全体的にも打点が低く、平均点は浅倉麗奈を下回っており、全体でもかなり弱い部類かも。

池谷まりの

驚異の和了率96.7%。28戦目まで和了り続けましたが、29戦目で連続和了がストップしてしまいました。ただし、平均点は全体でも最下位と打点が非常に低く、染め手気配の時だけ注意していれば、そこまで大きいのに振り込むことはなさそうです。一発率も結構高く、トータル7回も一発で和了っており、そのうちの6回は出和了りです。このゲーム、一発目にこちらが引いた牌は注意が必要かも。

流川冴耶

高い和了率に高い平均打点。手の仕上がりもこれまでのキャラよりは速い印象です。役満では四暗刻が要注意で、実際に一度上がっていますが、高め四暗刻自摸四暗刻も1回ずつと、四暗刻未遂が2回ありました。それと、三色同刻を面前で和了るという激レアな手も見せてくれており、対子系の手は要注意かも。

宇都宮ゆか

和了れなかったのが1回だけという驚異の和了率をあげました。立直の順目も速くて、非常に安定感があります。ただ、安上がりも目立っていて、平均打点はやや低め。倍満以上も1回だけと一発の怖さはあまりない印象です。

須藤有紀

ラスボスでしたが、そこまで極端に強くはなかったです。平均打点は高めで、特に染め手には要注意です。最も多い手役が混一色だし、清一色も2回和了っています。驚異的なのが平均リーチ速度と和了速度。共に全キャラ中最速ですが、前述のようにこのゲームは8巡目までは絶対立直してこないにもかかわらず、平均リーチ速度が9順台半ばというのは恐ろしすぎます。

というわけで、全キャラのデータを取ってみました。全般的な傾向としては、この手のゲームにしては珍しく自摸和了りが少な目で、1:3から1:4くらいの割合で出アガリが多くなっています。8巡目まで立直をかけてこないのは何度も指摘した通りです。

鳴き麻雀の2人以外は、そこまで特徴に差があるわけではなく、後半に登場するからといって極端に強くなるというわけでもないようです。強いて挙げるなら、手の仕上がりは後半のキャラは明らかに速いです。手役の傾向も似たりよったりで、もうちょっと伸ばせば大物手になりそうなのに立直かけて安上がりなんてのは、どのキャラもよくやらかしてるので、アルゴリズムはそこまで違いはないのかもしれません。